カーリング日本と激闘、韓国「メガネ先輩」は今どこに? 銀メダル後パワハラ告発、激動の競技人生
2018年の平昌五輪では、開催した韓国にカーリング・ブームが起きた。日本代表と激闘を繰り広げ、銀メダルに輝いた女子韓国代表のスキップ、キム・ウンジョンが「メガネ先輩」というあだ名で注目を集めたのだ。ただその後の道のりは波瀾万丈。今回の五輪にはやってこない彼女は、その後どうしているのか。

平昌、北京でロコ・ソラーレと激闘のキム・ウンジョンは今?
2018年の平昌五輪では、開催した韓国にカーリング・ブームが起きた。日本代表と激闘を繰り広げ、銀メダルに輝いた女子韓国代表のスキップ、キム・ウンジョンが「メガネ先輩」というあだ名で注目を集めたのだ。ただその後の道のりは波瀾万丈。今回の五輪にはやってこない彼女は、その後どうしているのか。
「メガネ先輩」というあだ名は、韓国でも大人気の日本漫画「スラムダンク」の登場人物から。藤澤五月ら「ロコ・ソラーレ」のメンバーが代表となった日本との準決勝は、延長第11エンドまでもつれ込む大熱戦となった。最後は7-7からキム・ウンジョンが極限のプレッシャーの中、ハウス中心にピタリと寄せるドローショットを決め、韓国が決勝進出をつかみ取った。
決勝ではスウェーデンに3-8で敗れたものの銀メダル。リードのキム・ヨンミに「ヨンミヤ!」と叫んでスイープを促すキム・ウンジョンの姿と言葉、日本での「そだねー」に負けないほどの社会現象となった。
しかし、メダル獲得後の道は険しいものだった。チームは大会後の11月、指導者によるパワハラや賞金の不透明な管理を告発し、練習環境すら奪われる苦境に立たされた。2018年夏にキム・ウンジョンは結婚し、翌年には長男を出産。2020年にはパワハラなどの訴えが全て認められたものの、翌年2月には所属先から再契約を断られ、無所属の状態となった。
平昌五輪を開催した江陵市が手を差し伸べ所属問題を解決すると、2021年12月の世界最終予選に出場し北京五輪の出場資格を獲得。予選リーグで再びロコ・ソラーレと相まみえた。この一戦でキム・ウンジョンは驚異的な集中力を見せ、日本を10-5と圧倒し完勝したが、大会をみれば予選敗退(8位)に終わった。一方で日本はその後快進撃。銀メダルに輝いた。
北京五輪後、韓国国内ではチームの勢力図が大きく変わった。キム・ウンジョン率いる「江陵市庁」に対し、キム・ウンジの「京畿道庁」などが台頭し、国内予選は厳しさを増した。育児と練習を両立させながら3度目の五輪を目指したが、2025年に行われたミラノ・コルティナ五輪への代表選考会では、キム・ウンジに敗れ、惜しくも代表の座を逃した。
キム・ウンジョンについて藤澤は「試合中はピリピリして、キリッとした顔ですけど、パーティーとかで髪を下ろしてメガネを外すと本当にキレイなんです」と話している。今回の五輪には姿を見せないが、今も世界のトップクラスで現役を続ける2人。因縁の対決はまだ続きそうだ。
(THE ANSWER編集部)
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