冬季五輪で唯一女子種目ない事実「本来は選手として来たかった」 当事者が危機感「重く受け止めている」
ミラノ・コルティナ五輪は11日、ノルディック複合個人ノーマルヒルが行われ、前半の飛躍を終え日本のエース渡部暁斗(北野建設)は11位につけた。冬季五輪で唯一、女子種目がない。現地で観戦する日本の女子選手が想いを記した。

ミラノ・コルティナ五輪
ミラノ・コルティナ五輪は11日、ノルディック複合個人ノーマルヒルが行われ、前半の飛躍を終え日本のエース渡部暁斗(北野建設)は11位につけた。冬季五輪で唯一、女子種目がない。現地で観戦する日本の女子選手が想いを記した。
会場にいたのは、葛西春香と優奈の姉妹。春香は自身のインスタグラムを11日に更新。ノルディック複合の会場で優奈と日の丸を持つ写真を公開した。「競技者として、そしてノルディックコンバインドのファンとして、オリンピックという特別な舞台を現地で観戦することができるとても貴重な時間です」としつつ、心の内をあかした。
「本来はオリンピックに出場する選手としてこの会場に来たかったという気持ちが正直な気持ちです」「男子ノルディックコンバインドが将来オリンピックから消えるかもしれないという話もあります。男子ノルディックコンバインドは、第1回大会から続いてきた種目です。長い歴史を持ち、多くの選手がつないできた競技が存続の危機に立たされていることを、競技者として重く受け止めています」
五輪において、ノルディック複合は存続の危機に立たされている。ミラノ・コルティナ五輪の結果次第で、五輪競技から外れる可能性がある。ノルディック複合は冬季五輪種目で唯一、女子種目がない。IOCは男女平等の観点などから競技の見直しを考えている。
春香は「男子ノルディックコンバインドは守られるべき歴史のある種目であり、女子ノルディックコンバインドを正式種目に認めてもらいたいと心から思います」と記し、「競技者として、女子の正式種目化と男子の存続のために、自分にできることを考え続けながら、少しでもこの競技の魅力などを伝えられる存在でいられたらと思っています」と発信した。
日本でも冬季五輪の度に注目を集めてきた競技。春香は「私たち選手は、オリンピックの舞台にノルディックコンバインドの男女の選手が戦える舞台であってほしいと願っています」と締めくくった。
(THE ANSWER編集部)
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