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五輪ジャンプ金メダリスト、まさかの高所恐怖症だった 「体が反応してしまう…」スタートは高さ100m超

ミラノ・コルティナ五輪は9日(日本時間10日)にノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒルが行われ、日本の二階堂蓮(日本ビール)が銅メダルに輝いた。金はフィリップ・ライムント(ドイツ)。実は金メダルまでの道のりで、高所恐怖症という課題を乗り越えた選手なのだという。

ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒルで優勝したドイツのフィリップ・ライムント【写真:ロイター】
ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒルで優勝したドイツのフィリップ・ライムント【写真:ロイター】

ドイツのライムント、ジャンパーなのに高所恐怖症

 ミラノ・コルティナ五輪は9日(日本時間10日)にノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒルが行われ、日本の二階堂蓮(日本ビール)が銅メダルに輝いた。金はフィリップ・ライムント(ドイツ)。実は金メダルまでの道のりで、高所恐怖症という課題を乗り越えた選手なのだという。

 ライムントはこの大会、伏兵と言ってよかった。ジャンプのワールドカップでは過去優勝がなく、表彰台は2位が2回、3位が4回。直前にドイツ・ビリンゲンのラージヒルで行われたW杯でも、初日が18位、2日目が3位だった。それが五輪では1回目、追い風の中で102メートルを飛び135.6点のトップに立つと、2回目も106.5メートル。首位を譲らずに合計274.1点で金メダルに輝いた。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が紹介したのは、ライムントが高所恐怖症を克服したという過去だ。「ドイツのスキージャンプ選手フィリップ・ライムントは、ワールドカップ個人タイトル獲得経験がなく、オリンピック出場経験もなく、3月に高所恐怖症を理由に大会を棄権し、ワールドカップ順位6位で月曜日のノーマルヒルに出場したが、今やオリンピックの金メダリストとなった」として、ライムントの「本当に素晴らしい気分だ。人生最大の偉業であり、これまでで最高の日だ」という言葉を紹介した。

 ライムントは昨年3月、W杯出場を辞退し「高所恐怖症が身体能力に影響を与えていると主張していた」のだという。自身のインスタグラムに「知っている人もいると思うが、私は高所恐怖症です」とつづるほどだった。

 続けて「普段はコントロールできているし、スキージャンプ中は問題ない。でも、時々(主にスキーフライング中)、体が自分のコントロールとは関係なく反応してしまうという問題に悩まされることがある」とも。ジャンプの助走開始地点の高さは、ノーマルヒルでも100メートルを超える。あまりにも意外な告白だった。

(THE ANSWER編集部)



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