スノボ村瀬心椛、金メダルに涙「現実じゃない、夢じゃないか」 ラスト試技で大逆転「覚悟して。最高でしたね」
ミラノ・コルティナ五輪は9日(日本時間10日)スノーボードの女子ビッグエア決勝が行われた。21歳・村瀬心椛(ここも、TOKIOインカラミ)が金メダルを獲得した。大技バックサイド・トリプルコーク1440を成功させるなど圧巻の技術を披露。3本目で逆転し、17歳で銅を獲得した2022年の北京五輪に続いて2大会連続のメダル。金メダルは日本スノーボード女子史上初となった。

スノーボード女子ビッグエア
ミラノ・コルティナ五輪は9日(日本時間10日)スノーボードの女子ビッグエア決勝が行われた。21歳・村瀬心椛(ここも、TOKIOインカラミ)が金メダルを獲得した。大技バックサイド・トリプルコーク1440を成功させるなど圧巻の技術を披露。3本目で逆転し、17歳で銅を獲得した2022年の北京五輪に続いて2大会連続のメダル。金メダルは日本スノーボード女子史上初となった。
日本の夜明け前、村瀬の嬉し涙がイタリアでこぼれた。1回目、大技トリプルコーク1440に成功。着地も綺麗に決め、89.75点の高得点を叩き出した。この時点でトップ。2本目は72.00点で、合計161.75点。171.00点のユ・スンウン(韓国)に次ぐ2位につけた。
3本目、トリプルコーク1440を決めると、右手を突き上げて感情を爆発させた。89.25点で、直前にトップに立っていたゾイ・サドフスキシノット(ニュージーランド)を逆転。嬉し泣きで、仲間たちとハグして喜んだ。直後のユ・スンウンは失敗。互いに言葉を交わし、健闘を称えあった。
村瀬は中継インタビューで「いやあ……現実じゃないんか? 夢見てんじゃないか?ってくらい、ものすごくうれしくて。3本とも攻めた姿勢で挑むと前から決めていた。最後まであきらめずに大会に挑めてよかった。皆さんの応援がものすごく届いて、感謝でしかない」と喜びを口にした。
「銅メダルのときも重たかったけれど、金はやっぱり違った重み。今までやってきた、全部詰まったような重み。本当に重たいです」
今大会は男子ビッグエアでも木村葵来が金、木俣椋真が銀。村瀬の金で、スノーボードでは日本勢3つ目のメダルになった。「男子で金銀をとってくれたので、私も頑張らないとと思った。初めて女子獲れたのは嬉しい。(木村の金メダルを見せてもらった時に)うわ、私もこれ取りたいなと思いました」と刺激を受けていた。
3本目で大逆転。「やるしかないと覚悟して挑んだ。絶対立ってやるという気持ちで。着地した瞬間も最後まで諦めずいった感じ。最高でしたね」と笑顔が弾けた。
■村瀬心椛(むらせ・ここも)
岐阜県出身の21歳。幼少期からスノーボードを始め、2018年5月にノルウェー・オスロで開催されたXゲームで初優勝。当時13歳で世界に衝撃を与えた。同年の世界ジュニア選手権ではスロープスタイルとビッグエアで2冠。22年北京五輪ビッグエアでは銅メダルを獲得した。当時17歳で、冬季五輪では日本女子最年少のメダル獲得となった。昨年の世界選手権では優勝。Xゲームズビッグエアは3度の優勝を果たしている。
(THE ANSWER編集部)
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