「結論から言いますと…」日本戦で物議のプレー、元代表が精密解説 審判への気遣いも
ミラノ・コルティナ五輪の女子アイスホッケーで、日本代表「スマイルジャパン」は1次リーグB組で通算1勝1敗。6日の初戦ではフランス選手のプレーが物議を醸したが、元日本代表GKが自身のXで解説している。

フランスとの1次リーグ初戦
ミラノ・コルティナ五輪の女子アイスホッケーで、日本代表「スマイルジャパン」は1次リーグB組で通算1勝1敗。6日の初戦ではフランス選手のプレーが物議を醸したが、元日本代表GKが自身のXで解説している。
6日のフランス戦。最終盤に猛攻を浴び、残り20秒でGK増原海夕が、スティックを落としてしまう。フランスの選手がこれを遠くに弾き飛ばし、手元に何もない間にロングシュートを決められた。
副将の細山田茜が審判に抗議したものの、試合はそのまま再開。日本が勝利したものの、フランス選手の行動にはネット上で「反則じゃないんだ……」などの声が上がっていた。
このプレーを解説したのが元日本代表GKの藤本那菜だ。7日に自身のXを更新。「結論から言いますと、国内外を問わず、あの場面では“ノーコール(反則なし)”になるケースが多いです」とし、詳細を記した画像も投稿した。
審判の判断基準は「故意にプレーを妨害しているかどうか」。GKがスティックを落とした際の考えられる選択肢として(1)GK自身で拾ってプレー再開、(2)スティックなしでプレーを続ける、(3)選手のスティックを借りる、(4)選手にスティックを拾ってもらう、の4点を挙げた。
今回の場面は、日本のGKや選手にスティックを拾いにいく動作、拾う意思が行動として見受けられず、審判が「(1)や(4)を選択しようとしていない」「GKは(2)を選択している」と判断。落ちているGKスティックを「障害物」として扱った、とした。
スティックを払う行為については、「プレーの妨げになる位置に落ちている場合、それをプレーに影響のない場所(フェンス際)へ寄せる行為は、一般的には反則とはならないプレーです」と説明した。
今回の場面ではスティックが攻守に影響のある場所にあったとした上で、日本側に拾う意思が見受けられないこと、フランス側がパックをキープしていたことから、プレー継続が妥当として反則なしになったと考えられる、とした。
また、審判は「機械ではないため、経験値や判定傾向に多少のばらつきが生じるのは、どの大会や競技においても共通」とした上で、「選手たちは状況を見極めながら、その瞬間における最善のプレーを選択しています」と説明。「試合を支えているレフリーの方々や、円滑に大会を進行させている運営スタッフの存在があって、大会が成り立っていることも忘れずにいたいですね」と気遣いも忘れなかった。
(THE ANSWER編集部)
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