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五輪ジャンプ衝撃の疑惑「局部にヒアルロン酸」に現場反応 「女子は極めて冷静だ」困惑の声も【ミラノ五輪】

開幕したミラノ・コルティナ五輪で、ノルディックスキー・ジャンプの男子選手たちが局部にヒアルロン酸を注射して大きくし、スーツの面積を広げようとしていると海外メディアが報道。疑惑が広がる中、英公共放送「BBC」は選手、コーチたちの声を伝えた。

一連の騒動に苦言を呈したノルウェーのヨハン・アンドレ・フォルファン【写真:ロイター】
一連の騒動に苦言を呈したノルウェーのヨハン・アンドレ・フォルファン【写真:ロイター】

ミラノ・コルティナ五輪でまさかの疑惑

 開幕したミラノ・コルティナ五輪で、ノルディックスキー・ジャンプの男子選手たちが局部にヒアルロン酸を注射して大きくし、スーツの面積を広げようとしていると海外メディアが報道。疑惑が広がる中、英公共放送「BBC」は選手、コーチたちの声を伝えた。

 疑惑の発端はドイツ紙「ビルト」の報道で「ジャンプスーツの採寸前に選手たちが陰茎にヒアルロン酸を注射している」という内容。選手はシーズン開始前に3Dスキャナーによる計測を受け、そのサイズをもとにスーツを作る。股下の長さは重要な要素で、これを改変しているというものだ。

「BBCスポーツ」は国際スキー連盟(FIS)のレースディレクター、サンドロ・ペルティーレ氏が「スーツの1センチの違いがすべてを左右する。表面積が5%大きければ、より遠くまで飛べる」と語ったこと、FISの広報部長ブルーノ・サッシ氏が「競技者が競争上の優位性を得るためにヒアルロン酸注射を利用したという兆候はおろか、証拠すら一切存在したことはない」と説明したことを伝えていた。

 現代のジャンプはスーツをより身体にぴっちりとフィットさせる方向にルールを改正し、適用している。身体のサイズに対し、2センチから4センチの余裕しか認められない。ただ道具の違反は絶えることなく、昨年の世界選手権ではノルウェーチームが検査をパスしたスーツの股間に新たに縫い目を追加することで空力特性を向上させたとして、関係者が資格停止処分を受けている。

「BBC」はさらに「スキージャンプ選手、局部への注入に関する報道に懐疑的」との見出しで記事を掲載。ノルウェー女子チームのコーチ、クリスチャン・マイヤー氏は「そのような注目が必要だとは思わない。女子側はこの件に関して極めて冷静だ」「そのようなものは見たことがない。だから、それが真実かどうかも疑問に思っている。実際には信じていない」と語ったという。

 またノルウェーの選手、アンナ・オディネ・ストレムは「もし人々にスキージャンプを見てもらうためにこのようなことが必要なら、どう考えればよいのか分からない」「自分たちの競技が魅力的、あるいはエキサイティングなものだと知ってもらうために、物議が必要なのは悲しいことだ」と困惑気味のようだ。

 世界アンチ・ドーピング機構(WADA)は、選手が陰茎にヒアルロン酸を注入しているという証拠が現れれば、調査を行う可能性があると述べている。「それは私たちのスポーツで望んでいることではない」とノルウェーのヨハン・アンドレ・フォルファンは語っている。

(THE ANSWER編集部)



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