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スキー近藤心音が涙「逃げることもできたけど…」 明らかになった直前棄権の詳細…ビッグエア欠場も示唆

ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー女子スロープスタイル予選が7日に行われ、日本の22歳・近藤心音(オリエンタルバイオ)が棄権。前回の北京五輪に続き大会直前の負傷が原因となり、涙ながらに無念の胸中を明かした。

近藤心音【写真:長田洋平/アフロスポーツ】
近藤心音【写真:長田洋平/アフロスポーツ】

ミラノ・コルティナ五輪

 ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー女子スロープスタイル予選が7日に行われ、日本の22歳・近藤心音(オリエンタルバイオ)が棄権。前回の北京五輪に続き大会直前の負傷が原因となり、涙ながらに無念の胸中を明かした。

 近藤は18歳で挑んだ前回北京五輪の公式練習で右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷を負い、無念の欠場。不屈の闘志で再起し、ミラノの切符をつかんだが、今大会も2日前の練習中に転倒し、救急搬送される事態に。状態が心配されていた。

 テレビ朝日系列の中継によると、当日の公式練習にも参加しスタート地点まで行ったものの、苦渋の決断を下したという。これで北京五輪に続き、無念の棄権となった。予選終了後、近藤はテレビ朝日系のインタビューに応じた。

 心境を問われた近藤は、息をはき、決意を込めて口を開いた。

「結論からお伝えしてしまうと、2日前の練習中の怪我の結果はイタリアの病院で見たいただいた感じだと、前十字靭帯と内側副靭帯の損傷が起きていて、骨挫傷と半月板も傷ついている。本来であれば、歩くことも不可能だった」

 明かされたのは棄権に至るまでの詳細。「治療を受けて、昨日の公式トレーニングと今日の予選も出るつもりで、トレーニングに最後まで取り組むことができて、私としては北京と同じではないと断言できる」と前向きに明かした。

「事実をすぐに受け入れて、次に取り組むことができた心の強さもそうだし、今、膝の内部で起こっていることを理解した上で、最後までこの場にいたいという思いが消えなかったので、私は逃げることもできたけど、ちゃんと皆さんにお伝えすることができる場があるなら、最後まで表に出るべきと思った。自分は強いなと思います」

 近藤が代表となっている女子ビッグエアの予選は14日に行われる。「私の膝の状況的には無理しちゃいけない」と欠場を示唆。ここで言葉を詰まらせ、涙を浮かべた。

「スロープスタイルにすべてをかけてやってきたので、今回、スロープスタイルに無理に出ずにビッグエアに挑戦する選択肢も少なからずあったけど、このコースを滑りたい。最後まで滑って、オリンピックの舞台をちゃんと味わいたいというのが気持ちとして一番強かった」と説明した。

 そして、最後には「結構、今は膝は無理をしてしまっているけど、最後まで治療とリハビリとトレーニングを朝イチからやって、そこに関しては満足がいっている。それをしたから納得して次に向かえるかなと思う」とここまでの道のりに胸を張った。

 およそ4分間にわたり、胸中を気丈に伝えた姿は立派だった。

(THE ANSWER編集部)



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