中国選手と築いた「国籍を超えた繋がり」 日本人コーチの絆に母国メディアが脚光「家族のよう」
ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード男子ビッグエアは5日(日本時間6日)、予選が行われた。決勝進出したスー・イーミン(中国)と日本人コーチの絆について、中国メディアが特集している。

ミラノ・コルティナ五輪男子スノーボード・ビッグエア
ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード男子ビッグエアは5日(日本時間6日)、予選が行われた。決勝進出したスー・イーミン(中国)と日本人コーチの絆について、中国メディアが特集している。
スー・イーミンは1回目の試技で着地に失敗。ピンチに陥った。しかし、2回目に87.75点、3回目に85点をマークし、4位で決勝に進出した。中国メディア「新浪体育」は「スー・イーミンをスランプから立ち上がらせた佐藤康弘コーチ」との見出しで記事を掲載。北京五輪でもタッグを組んで話題となった佐藤康弘氏に注目した。
2024年から25年に不調に陥ったスー・イーミンについて「暗闇の中の灯台のように彼に寄り添い、科学的な訓練とメンタルの立て直し、国籍をこえたつながりを通してスー・イーミンを絶望から救い、逆襲の道へと導いた」とし、佐藤氏の手腕を称賛。怪我も重なりつらい時期を支えたのだという。
記事では、佐藤氏がスー・イーミンの精神面にもたらした影響を指摘。「『五輪王者』であることを忘れ、『ゼロから挑戦する者』としてミラノ冬季五輪を目指すよう導き、メダルではなく細かい動きに注目させた」とし、「ゴールへの道すじを実践可能ないくつかの部分に分け、まず基本的動作の安定性を取り戻したうえで、徐々に高い難度の技を攻略させた」とその指導を称賛した。
見事に復活したスー・イーミン。2人には「国籍を超えた『父と子』の繋がり」があると表現。「家族のような信頼関係。試合の前には必ず師弟でハグをし、佐藤コーチはスー・イーミンに強い気持ちを持たせる。佐藤コーチはスー・イーミンを自分の子どものように扱い、自分の娘にも彼を見習うように言う。佐藤コーチの妻がスー・イーミンのメダル獲得に涙する様子は、彼らの絆の深さを物語る」と北京五輪の名場面の一つを振り返った。
2大会連続の表彰台を狙うスー・イーミン。記事では「佐藤コーチのサポートはコーチの職責を超えるものであり、蘇翊鳴の精神的な後ろ盾となっている」と傍で支える佐藤氏を称賛していた。
(THE ANSWER編集部)
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