カーリングの元ラガーマン、アジア制覇へうずく大胸筋「筋肉は整っている」
怪力の元ラガーマンが原動力となり、アジアの頂に挑む。冬季アジア大会で22日に行われたカーリング男子の準決勝。日本のSC軽井沢クラブが予選リーグで敗れていた韓国に6-5で雪辱し、決勝進出を決めた。
カーリング日本の原動力、“氷上のキン肉マン”山口
怪力の元ラガーマンが原動力となり、アジアの頂に挑む。冬季アジア大会で22日に行われたカーリング男子の準決勝。日本のSC軽井沢クラブが予選リーグで敗れていた韓国に6-5で雪辱し、決勝進出を決めた。
「ずっと緊張はしていたけど、投げる時は落ち着いていた。韓国がイヤだという気持ちもなかったので」
そう言って分厚い胸を張ったのは、セカンドの山口剛史だ。5-5で突入した第10エンド。5連覇を達成した2月5日の日本選手権の後から「そればっかり練習してきた」という難しい縦のダブルテイクアウトを決めて流れを引き寄せ、ファイナルをたぐり寄せた。
「日本選手権では決まらなかったけど、ここ一番で決められたことが良かった。気持ちの中で余計なことを考えず、投げることだけに集中していた」