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なんで「朝食抜き」っていけないの? 運動も身体も“ウォーミングアップ”が必要です

出掛けるギリギリの時間まで寝ていたり、疲れや寝不足で食欲がなかったりで、つい朝食を抜いてしまう……。そんな「朝食抜き」習慣は栄養不足を招き、疲労感が抜けない、集中力が低下するなどの問題に直結します。

朝抜き厳禁! 朝食で体と脳をたたき起こす

 出掛けるギリギリの時間まで寝ていたり、疲れや寝不足で食欲がなかったりで、つい朝食を抜いてしまう……。そんな「朝食抜き」習慣は栄養不足を招き、疲労感が抜けない、集中力が低下するなどの問題に直結します。

 朝食には、体温を上げて眠っていた脳や体を目覚めさせる働きがあります。運動に例えるならば、朝食=ウォーミングアップ。食べなければ脳も体も働く準備ができず、パフォーマンスは低下。また、判断力や集中力を欠き、授業中であれば勉強に身が入らない、運動中であれば思わぬケガのリスクが高まります。

また、1食でも抜けば栄養やエネルギーも不足。朝食を抜くと前日の夕食から12時間近くも食事を摂らないことになるため、明らかに活動するためのエネルギーが不足。さらに、朝食抜きが習慣になると必要な栄養素が十分に摂取できず、骨格や筋肉の成長に影響を及ぼします。

さて、朝食も主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物が揃った、栄養バランスのよい食事が基本です。糖質(パン、ご飯)は就寝中に空っぽになった体にエネルギーを補給し、タンパク質(肉、魚、卵、大豆製品、牛乳・乳製品)が体温を上昇。そして、ビタミン、ミネラル(野菜、海藻類、果物)がこれらの栄養素を効率よく働かせるからです。

「朝は親も忙しいからすべてを揃えるのは無理かも……」と難しく考えなくても大丈夫。例えば今までパンと牛乳だけたった人は、まずパンにハムとチーズをのせてみる。慣れてきたらプチトマト、果物、カップスープなどを追加するなど、徐々に品数を増やしていけばOK。できる範囲で、理想的な朝食に近づけましょう。

栄養バランスのよい朝食を食べた人が最も集中力をキープ!

知的作業への集中度を調査。朝食を食べない人、栄養に偏りのある朝食を食べている人と比べると、バランスのよい朝食を食べている人のほうが明らかに高い集中力を維持している。

朝食をパン+飲み物だけで済ませていない?タンパク質を手軽にプラスする方法

洋食編
パンにハムやチーズをのせる。シリアルにして牛乳をかける。フルーツにヨーグルトを加える、ミネストローネに卵を落とすなど。

和食編
ご飯に納豆1パックをのせる、卵をおとす。具だくさんの味噌汁に卵を落とすなど。

朝食を準備する時間のない時には、5大栄養素がバランスよく摂れる市販の栄養調整食品などを利用しよう。

(情報提供:大塚製薬)

(THE ANSWER編集部)

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