世界ジュニア銀の奈良岡功大 準V→準V→優勝、3度目の正直に「ずっとモヤモヤしていた」
父の奈良岡監督も称賛「よく勝ち切った」
幼少期から指導をしてきた奈良岡監督は「思うように相手を動かすことができずにペースを乱しているところもあったが、よく勝ち切った。3年間で力強くなったことは、間違いない」と息子の成長を認め、勝利を称えた。
次戦は、13日に開幕する国際大会「ヨネックス秋田マスターズ2019」(BWFツアースーパー100)となる見込みだ。1回戦でイングランドの選手と対戦。勝てば、日本A代表の坂井一将(金沢学院クラブ)と対戦する。その先には、世界ジュニア選手権や全日本総合選手権など、大きな舞台も待っている。
奈良岡は、今後について「国際大会で1つでも多く勝って、1つでも多く優勝したいというのが、一番の目標。(国内の)全日本総合選手権は、まだ勝っていない。なかなか勝ちにくい大会。練習で体を鍛えて、勢いに負けないような体、気持ちを作っていきたい」と意気込みを語った。取れそうで取れなかった悲願のタイトルを手にし、高校の大会に思い残すことなく、次の目標へ向かっていく。
◇インターハイのバドミントンは1日から行われ、5日で熱戦が終了。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)