【バスケ】中部大第一、「おんぶにだっこ」を破れ エース不在で見える「計り知れない力」
エース・中村をU-18日本代表招集により欠くも「おんぶにだっこ」を打破へ
正智深谷も3Pシュートや石橋のドライブで食い下がるも、中部大第一の勢いを止められない。エース・中村拓人(3年)をU-18日本代表招集により欠く中、中部大第一が108-71と2戦連続100ゲームで完勝した。
「中村拓人におんぶにだっこのチームだったが、少しずつ自分たちでやらなきゃというのが出始めている。大会前は連戦連敗で、不安要素が一杯だったが、ふたを開けてみると『負けたくない』という気持ちが前面に出ている。彼らはまだ高校生で、我々の計り知れない力を持っている。今までプレイングタイムをもらえなかった子たちが自信をつけて、予想以上の、我々でも計算できない力が出ることを期待している」と常田健コーチは絶対的エース不在が、選手の成長機会に繋がることを楽しみにしている。
矢澤も「中村がいないくても、自分たちで責任をもって、できるというのをしっかり出せればと思います。明日(4日)も中部第一らしいバスケをすれば勝てると思う」と地元での優勝に向けて、自信を深めていた。
(山田 智子 / Tomoko Yamada)