福岡第一、2回戦屈指の好カードで29点差快勝 指揮官手応え「決勝戦のように戦えた」
県大会の決勝で破った福岡大大濠の強さも証明
夏のインターハイは、年代別日本代表に招集された松崎、河村を欠いて初戦敗退。冬は、今季のチームの強さを見せられる唯一の大舞台だ。
県予選の決勝で中田嵩基(福岡大大濠・3年)、全国大会初戦で吉田竜丸(東山・3年)と西福岡中の先輩2人を倒す形で勝ち進んでいる小川は「初戦からやりたくはなかったけど、先輩の分まで絶対に優勝するという気持ちはある。次に負けるようでは、先輩に対しても申し訳ない。チームとして日本一が目標なので、そこまで行きたい」と力強く語った。
敗れた東山も力を見せたが、及ばず。吉田に今季のほかの対戦チームと比べて、福岡第一の強さをどう感じたかと聞くと「ダントツ」と即答した。福岡第一は、県予選で福岡大大濠との超強豪対決を制した際、大濠の強さを証明するために全国で圧倒すると指導者、選手が宣言。有言実行の1勝で前に駒を進めた。翌26日に行われるラウンド16では、井手口監督の教え子である原田裕作監督が率いる飛龍(静岡)と対戦する。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)