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前橋育英、“5度目の正直”で悲願達成 プレミア初昇格に主将DF「歴史に名を刻めた」

悲願達成に安堵の山田監督「選手権モードに入りたい」

 今季の主将を務めるDF桑子流空(3年)は「今回が5回目。先輩方が、最後の最後で負けていて、監督も悔しい思いをしているとずっと言っていた。プレミアに連れて行ってあげたいと思ったし、自分たちの代で昇格させて、前橋育英の歴史に名を刻みたいと全員で言っていたので、達成できて良かった」と喜んだ。

 名だたる先輩たちが成し得なかったプレミア昇格を果たして、次に臨むのは2度目の全国制覇を狙う全国高校選手権だ。負傷者の状況は気になるところだが、山田監督が「2、3日休ませてリフレッシュしてから選手権モードに入りたい。(参入戦に勝って臨むのは)いいですね。鈴木徳真の時も、田部井涼の時も帰りが『あぁ……』という感じだったから。やっぱり(勝って次に向かえるのは)全然違う」と話したとおり、チームが勢いを得たことは間違いない。

 主将の桑子は「選手権はカップ戦。絶対に負けられない試合が続く。昇格を喜ぶのは今日だけにして、明日からはまた選手権にモードを切り替えてやっていきたい」と次のステージを見据えた。前橋育英は29日の選手権1回戦で、草津東高校(滋賀)と対戦する。関東屈指の強豪が、一つの偉業を成し遂げた勢いを駆って、もう一つの目標に向かう。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)

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