東福岡に完封負け「実力不足が表れた」 桐蔭学園主将が痛感した「一番大きい差」とは
第99回全国高校サッカー選手権が31日、首都圏8会場で一斉に開幕。等々力陸上競技場では3年ぶり10度目の出場となった桐蔭学園(神奈川)が強豪・東福岡(福岡)に0-2で敗れた。献身的な守備で奮闘した桐蔭学園の主将、DF中島駿乃介(3年)は「想像以上に相手の実力が上だった」と選手権3度の優勝を誇る“赤い彗星”に脱帽した。
第99回全国高校サッカー選手権が開幕
第99回全国高校サッカー選手権が31日、首都圏8会場で一斉に開幕。等々力陸上競技場では3年ぶり10度目の出場となった桐蔭学園(神奈川)が強豪・東福岡(福岡)に0-2で敗れた。献身的な守備で奮闘した桐蔭学園の主将、DF中島駿乃介(3年)は「想像以上に相手の実力が上だった」と選手権3度の優勝を誇る“赤い彗星”に脱帽した。
伝統校同士の一戦。桐蔭学園は東福岡のFW日高駿佑(3年)に前半で2得点を許し、攻撃陣は無得点に終わった。中島は試合後の会見で「自分たちの実力不足がはっきり表れた。(東福岡とは)足元の技術、止める、蹴るが一番大きい差。CBの粘り強い守備もあったし、個人としても、チーム全体としても相手の方が上手だった」と淡々と語った。
福岡県大会の決勝の動画などで東福岡の戦術を分析して臨んだが、勝てなかった。「相手のサイドからの攻撃は試合前から注意していこうというのがあって、中に入ったときはブロックを引くと話し合っていたが、想像以上に相手の実力が上だった」と完敗を認めた。
新型コロナウイルスの影響により、今年度は夏のインターハイが中止に。そんな中で開催された今大会。「サッカー協会の方、周りの方のサポートがあって、この大会があって幸せだった。周りの人への感謝の気持ちを忘れないで行きたい」。中島はサッカーができる充実感を大晦日に改めて感じていた。
(THE ANSWER編集部)