カーリング日本戦へ「勝つためにここにいる」 英国28歳は看護師と“二刀流”で金へ
北京五輪は20日、カーリング女子日本代表(ロコ・ソラーレ)が決勝の舞台に立つ。相手は前回平昌五輪3位決定戦で下した英国だ。メンバーの一人、28歳のビクトリア・ライトは「看護師カーラー」だ。英紙が紹介している。
北京五輪カーリング女子
北京五輪は20日、カーリング女子日本代表(ロコ・ソラーレ)が決勝の舞台に立つ。相手は前回平昌五輪3位決定戦で下した英国だ。メンバーの一人、28歳のビクトリア・ライトは「看護師カーラー」だ。英紙が紹介している。
【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら
英紙「インデペンデント」は「英国チームのビクトリア・ライトは五輪カーリングの金メダルとともに、夫に自慢する権利を得る決意した」との見出しで記事を掲載した。夫は英国カーリング男子代表として14年ソチ五輪で銀メダルを獲得したグレッグ・ドラモンド。ライトが今回金メダルなら「自慢できる」としている。
記事によると、英国のサードを務めるライトは看護師の仕事をしながらプレーしているという。昨年世界選手権後には「五輪への望みは絶たれたのではないかと考え、すぐにラーバートにあるフォース・バレー・ロイヤル病院にフルタイム勤務で復帰した」と説明している。しかし、その後に五輪出場権を獲得。今の生活などについてこう語っている。
「トレーニングも何もかもできなかったからフルタイム勤務に戻ったのよ。看護師の仕事とカーリングを両立できている自分自身が極めて幸運に恵まれていると思うわ」
1次リーグでは10-4で日本に勝利した。記事では、決勝に向け「勝つためにここにいるけど、それと同時に楽しむためでもある。楽しめれば、常により良いパフォーマンスができていると気づいた」とコメント。「金メダルが欲しいけど、それは日本も同じ。今季何度か対戦したが、私たちが優勢だったわ。過去には彼女たちがいつも勝っていたの。(決勝は)五分五分でしょうね」と見据えている。
英国の“二刀流カーラー”が日本の前に立ちはだかりそうだ。
(THE ANSWER編集部)