超大技挑戦したスノボ日本人の名場面を米NYタイムズ紙も報道「素晴らしい時を作った」
北京五輪スノーボード女子ビッグエア決勝は15日、20歳の岩渕麗楽(れいら、バートン)が2大会連続4位。惜しくもメダルに届かなかったが、3回目に女子初の超大技「トリプルコーク(縦3回転)」に挑戦した。他国の選手たちも駆け寄り、称賛の抱擁を交わすほどの勇敢なトライ。米紙「ニューヨークダイムズ」も報道した。
岩渕麗楽に脚光「他のライダーたちが駆け寄ってきた」
北京五輪スノーボード女子ビッグエア決勝は15日、20歳の岩渕麗楽(れいら、バートン)が2大会連続4位。惜しくもメダルに届かなかったが、3回目に女子初の超大技「トリプルコーク(縦3回転)」に挑戦した。他国の選手たちも駆け寄り、称賛の抱擁を交わすほどの勇敢なトライ。米紙「ニューヨークダイムズ」も報道した。
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2本を終えて4位だった岩渕が勝負の3回目に繰り出した超大技。惜しくも成功はならなかったが、待っていた各国の選手たち7人が次々と駆け寄って抱擁。20歳のチャレンジを称えた。
ニューヨークタイムズ紙も競技を振り返った記事の中で、このシーンに触れた。「2018年に4位に終わった日本のレイナ・イワブチが素晴らしい時を作りあげた」と言及。「トリプルコークを決めて、着地に失敗してしまったのだが、非常に際立っていた瞬間だった。他のライダーたちが、とにもかくにも彼女の元に駆け寄ってきたのである」と報じた。
2大会連続で惜しくもメダルに届かなかった岩渕。「また4位になってしまって、悔しい気持ちの方が強いけど、最後にチャレンジできて良かった」と涙。各国の選手に称賛されたことについて「一緒に競ってきた選手たちに、一緒に喜んでもらって良かったです」と語った。
(THE ANSWER編集部)