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超大技挑戦の岩渕麗楽に金メダル女王が粋な言葉「私の順位下がっても着地してほしかった」

北京五輪スノーボード女子ビッグエア決勝は15日、20歳の岩渕麗楽(れいら、バートン)が2大会連続4位。惜しくもメダルに届かなかったが、3回目に女子初の超大技「トリプルコーク(縦3回転)」に挑戦した。他国の選手も称賛の抱擁を交わすほどだったが、金メダルを獲得したアナ・ガサー(オーストリア)も粋な言葉を送った。

スノーボード女子ビッグエアで4位入賞した岩渕麗楽【写真:AP】
スノーボード女子ビッグエアで4位入賞した岩渕麗楽【写真:AP】

北京五輪スノーボード女子ビッグエア決勝

 北京五輪スノーボード女子ビッグエア決勝は15日、20歳の岩渕麗楽(れいら、バートン)が2大会連続4位。惜しくもメダルに届かなかったが、3回目に女子初の超大技「トリプルコーク(縦3回転)」に挑戦した。他国の選手も称賛の抱擁を交わすほどだったが、金メダルを獲得したアナ・ガサー(オーストリア)も粋な言葉を送った。

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 金メダリストも心震える挑戦だった。2回目を終えて4位だった岩渕は勝負の3回目に超大技を繰り出した。トリプルコークに挑戦。両足で着地したが、弾みで尻もちをついた。しかし、逆転のメダル獲得へ、男子級の超大技に勇気あるトライだった。すると、待っていた各国の選手が次々と抱き合い、岩渕を称賛。感動のシーンとなった。

 これに粋な言葉を送ったのが、金メダリストのガサー。ロイター通信のジェンナ・ザッカー記者のツイートによると、岩渕について「たとえ、私の順位が下がってもいいから、彼女に着地してほしかった」と語ったという。ネット上でも感動の声が続々と上がっていたが、その価値を誰よりも知る金メダリストの言葉は重いものだった。

(THE ANSWER編集部)

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