超大技挑戦した岩渕麗楽に各国選手7人が称賛の抱擁 ネット感動「あまりに眩しい光景」
北京五輪スノーボード女子ビッグエア決勝は15日、17歳の村瀬心椛(ここも、ムラサキスポーツ)が171.50点(80.00点、91.50点、12.00点)で銅メダルを獲得し、冬季五輪日本人女子最年少メダルという快挙を達成。一方、4位入賞した20歳の岩渕麗楽(れいら、バートン)は3回目に女子初の超大技「トリプルコーク(縦3回転)」に挑戦した。惜しくも尻をついたものの、直後に生まれたシーンが感動を呼んでいる。
北京五輪スノーボード女子ビッグエア決勝
北京五輪スノーボード女子ビッグエア決勝は15日、17歳の村瀬心椛(ここも、ムラサキスポーツ)が171.50点(80.00点、91.50点、12.00点)で銅メダルを獲得し、冬季五輪日本人女子最年少メダルという快挙を達成。一方、4位入賞した20歳の岩渕麗楽(れいら、バートン)は3回目に女子初の超大技「トリプルコーク(縦3回転)」に挑戦した。惜しくも尻をついたものの、直後に生まれたシーンが感動を呼んでいる。
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世界をあっと言わせた。2回目を終えて4位だった岩渕は勝負の3回目に超大技を繰り出した。トリプルコークに挑戦。両足で着地したが、弾みで尻もちをついた。しかし、男子並の超大技。メダル獲得へ、勇気ある挑戦だった。その直後だ。降りて来た岩渕に対し、先に終えた選手が次々と駆け寄った。米国、カナダら総勢7人。次々と抱き合い、岩渕を称賛。感動のシーンとなった。
カナダ公共放送局「CBC」のレポーターを務めるベン・ステイナー記者は実際の様子を写真付きで速報。「レイラ・イワブチは3回目に素晴らしいジャンプを披露。4位に入った。彼女の挑戦はライバルたちの称賛を確実に集めた」と紹介した。
ツイッター上では日本のファンから「4位だけど完全にスーパーヒーロー!」「他の選手が集まってきて輪になって称えてくれたの、エモかった」「あまりにも眩しい光景で泣いた」「キャーキャーハグして、いい光景」「試合を超えてのハグ」「海外選手がかけよってきて讃えてるの感動」「大技で勝負にでた岩渕さんを讃える光景」「海外選手が出てきて称えてた姿に感動」との声も相次いだ。
2大会連続で4位。惜しくもメダルに届かなかったが、岩渕は「また4位になってしまって、悔しい気持ちの方が強いけど、最後にチャレンジできてよかった」と涙。各国の選手に称賛されたことについて「一緒に競ってきた選手たちが、一緒に喜んでもらって良かったです」と語った。
(THE ANSWER編集部)