「ウクライナの旗手、美人!」と話題に 世界の熱視線を集めた北京五輪開会式
4日に開幕した北京五輪も折り返しを迎えた。多くの金メダリストが生まれ、感動を与えた一方で、競技外でクローズアップされた話題も多かった。始まりを告げた開会式も演出に驚きがあり、入場行進に個性があり、世界のファンの視線を集めた。
北京五輪も折り返し、開会式は演出に驚き、入場行進に個性
4日に開幕した北京五輪も折り返しを迎えた。多くの金メダリストが生まれ、感動を与えた一方で、競技外でクローズアップされた話題も多かった。始まりを告げた開会式も演出に驚きがあり、入場行進に個性があり、世界のファンの視線を集めた。
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東京五輪からわずか半年。4日に行われた開会式に世界の視線が集まった。注目されたのは聖火の点火。最終ランナーが大きな雪の結晶の中心にトーチを置き、それが点火のセレモニーとなった。各国で評価された演出だったが、総監督を務めた映画監督・張芸謀氏は2020年8月に開会式の点火セレモニーのアイデアを話し合う会議で提案した舞台裏を、中国メディアに明かしている。
「小さい火だの大きい火だのいろいろなプランが出たけれど、朝の4時に突然、トーチを聖火台に挿す方法を思いついた。聖火台の雪の結晶はプラカードの凹凸をかみ合わせて作り上げるのだから、トーチも直接そこにさし込めばいい。世界で初めての方法だ」
入場行進では、各国の旗手にファンも熱視線。注目を集めた一人が、ウクライナの女性旗手、フィギュアスケートのアレクサンドラ・ナザロワだ。国旗とおなじカラーの青のニット帽とパンツ、黄を基調とした総柄ウェアとマフラーで行進。煌びやかな髪飾りも際立ち、「ウクライナの旗手、美人!」「旗手の女性、なんて凝った髪飾り」「ウェアのセンス最高」などの声が、日本のネット上で上がった。
各国のウェアも話題を集めたものの一つ。カザフスタンの女性旗手、スピードスケートのエカテリーナ・アイドワは黒地にホワイトとゴールドの刺繍が施され、ドレスのようなロングダウンコート。プリンセスのようないで立ちで注目を集めた。カザフスタン五輪委員会の公式サイトで、本人は「みんな私たちの姿に惹きつけられました。衣装が文字通りみんなに評価されてうれしいです」と振り返っていた。
閉会式は20日に行われる。激闘を繰り広げた選手たちがどんな表情と装いで参加するのか。そして、演出もまた注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)