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北京五輪のホテルで海外記者たちが嘆き 注文したステーキに「本当に酷い」の声

4日に開幕した北京五輪も折り返しを迎えた。多くの金メダリストが生まれ、感動を与えた一方で、競技外でクローズアップされた話題も多かった。コロナ禍で行われる今大会、取材する海外記者も驚きあり、嘆きありの舞台裏があった。

北京五輪を取材する海外記者からは、さまざまな声が上がっている。【写真:AP】
北京五輪を取材する海外記者からは、さまざまな声が上がっている。【写真:AP】

北京五輪も折り返し、バブルホテルには驚きあり嘆きあり

 4日に開幕した北京五輪も折り返しを迎えた。多くの金メダリストが生まれ、感動を与えた一方で、競技外でクローズアップされた話題も多かった。コロナ禍で行われる今大会、取材する海外記者も驚きあり、嘆きありの舞台裏があった。

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 報道陣が滞在するバブルホテルで、さまざまな声が上がった。米紙「ニューヨークタイムズ」のエイミー・クイン記者はツイッターでホテルの部屋で注文できる食事メニューを公開。ビーフステーキは約3400円、ツナサンドは約1590円、アサヒビール500ml約690円などの文字が並ぶが、手頃ではない。さらに20%もサービス料がかかるという。「食事の状況は本当に悪い。最高の料理が近くにあるのに。出前は禁止なんです」と嘆いた。

 注文したステーキでまさかの出来事を紹介したのは、米放送局「CNN」のタラ・マルホランド記者。ツイッターに投稿した写真では、ポテトやブロッコリーが載った皿から“黒い塊”を取り出している。「同僚のネクター・ガンが北京五輪のステーキを注文したところ、スタッフから『コロナの懸念があるため』と言われ、ウェルダンでしか焼けないと言われたそうだ。そして、彼女はこの木材のようなものをもらった。やり過ぎだ」と記した。

 同僚記者の“悲劇”を紹介した投稿には「本当に酷い」「大爆笑」「彼女は生きてますか?」「可哀想」と同情が寄せられた。しかし、オミクロン株が世界的に猛威を振るう難しい環境下とあって、感染対策には注文をつけられない。

 その対策ぶりに驚いた記者もいる。開幕前から現地入りしていたカナダの国営通信社「カナディアン・プレス」のローリ・ユーイング記者は、防護服を着た大会スタッフの姿を公開。「夏の東京からCOVIDプロトコルはレベルが違う。ホテルの部屋をパッキングテープのように聞こえるもので塞がれた」と記した。大会後半も感染者が増えることなく、選手たちの姿を届けてほしい。

(THE ANSWER編集部)

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