平野歩夢、スノボ史に残る超大技連発で中国のネット称賛「スポーツに国籍関係ない」
北京五輪は11日、スノーボードの男子ハーフパイプ決勝が行われ、冬季五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が96.00点を記録し、日本スノーボード史上初の金メダルを獲得した。中国メディアも平野の快挙を報じたが、電子版の記事には「初めて日本人の金メダル獲得に感動」「称賛に値」などと中国のユーザーからも称えるコメントが集まった。
北京五輪・スノーボードの男子ハーフパイプ決勝
北京五輪は11日、スノーボードの男子ハーフパイプ決勝が行われ、冬季五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が96.00点を記録し、日本スノーボード史上初の金メダルを獲得した。中国メディアも平野の快挙を報じたが、電子版の記事には「初めて日本人の金メダル獲得に感動」「称賛に値」などと中国のユーザーからも称えるコメントが集まった。
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平野は最初の試技で五輪史上初の超大技「トリプルコーク1440」に成功。2回目でも1440を3度も入れる史上最高難度のルーティンに成功したが、91.75点と思った以上に得点が伸びず、この時点で2位だった。それでも3回目でこの日最高のパフォーマンスを披露。96.00を記録し、今大会で引退を表明している五輪3度Vのショーン・ホワイトらを抑えて優勝した。
中国メディア「テンセント・スポーツ」は平野の金メダルについて「驚くべき高難度の技」「トリプルコーク1440を3回も跳んだ選手はただ一人であり、平野歩夢は96.00点を獲得して優勝した」などと記事で伝えた。これにネット上の中国のユーザーも反応している。
「初めて日本人の金メダル獲得に感動した。それから、ホワイトのことが残念でした。この競技の最大の魅力は、選手がみんな極限に挑戦し、金メダルに向かって突き進むこと」
「何度転倒しても、誰も銀メダルや銅メダルのために自分の目標を低くしたりしません。誰もが金メダルに値すると思います。これこそオリンピックの精神ですよね!」
「日本にも凄い選手がいっぱいいますね。スポーツは国籍とは関係ない。羽生結弦にしても、日本の男子サッカーにしても、平野にしても、努力を重ねて国のために栄誉を勝ち取る選手は称賛に値します」
ソチ、平昌と過去2大会は銀メダルだった平野。昨夏の東京五輪にはスケートボードで出場し“二刀流”としても話題に。冬季五輪では3大会目で初の金メダルとなった。
(THE ANSWER編集部)