「政府が直接抗議せよ」 韓国ショートトラック不可解判定、怒りの国民請願が続々
7日に行われた北京五輪ショートトラック男子1000メートル準決勝で韓国選手2選手が失格に。これを不服として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を示した。韓国では「政府が直接抗議すべき」という国民の声が上がっているという。
ショートトラック男子準決勝で起きた韓国2選手の失格処分
7日に行われた北京五輪ショートトラック男子1000メートル準決勝で韓国選手2選手が失格に。これを不服として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を示した。韓国では「政府が直接抗議すべき」という国民の声が上がっているという。
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「『ショートトラックの不公正判定、政府が直接抗議せよ』…国民請願に押し寄せる」と報じた9日付の韓国紙「東亜日報」によると、政府公式掲示板に異議申し立てが必要という趣旨の嘆願が多数届いたという。
9日午後5時時点で最も多くの同意を得た請願は「2022北京オリンピックショートトラック失格について毅然と対応するようにお願いする」という題名のもの。1万6500人の同意を得たという。「信じられない失格判定に多くの国民が戸惑いと怒りを隠せずにいる」「最善を尽くしてプレーする選手たちのために今回の件を明からにして欲しい」というのが請願の根拠という。
ほかにも「数年もの間、血と汗を流して努力してきた選手たちが競技で不合理な待遇を受けた場合、政府レベルの抗議の意思を明かさないといけない」とし、政府が公式的に国際オリンピック員会(IOC)と国際スケート連盟(ISU)に問題提起を求める声もあったという。
レースでは韓国選手が各組で1、2着となったものの、失格に。これにより決勝進出した中国の2選手が金メダルと銀メダルを獲得。記事では「2位以内に入れなかった中国選手たちが横取りで決勝へのチケットを手にした」と皮肉り、「結局、出場選手5人中3人が中国選手となり、1位に入ったハンガリー選手まで失格となり中国は金メダルと銀メダルを席巻した」と記した。
(THE ANSWER編集部)