「最高到達地点5.2m!?」「防風ネット越えるよ」 平野歩夢の驚愕エアに米NBC実況席興奮
北京五輪は9日、スノーボード・ハーフパイプ男子予選が行われ、平野歩夢が2回目に93.25点を記録し、1位で決勝進出を決めた。大技も披露したランに本場・米メディアの中継局も大興奮「最高到達地点17.11フィートだと!?」「信じられません!」と熱狂している。
スノーボード・ハーフパイプ男子予選
北京五輪は9日、スノーボード・ハーフパイプ男子予選が行われ、平野歩夢が2回目に93.25点を記録し、1位で決勝進出を決めた。大技も披露したランに本場・米メディアの中継局も大興奮「最高到達地点17.11フィートだと!?」「信じられません!」と熱狂している。
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1回目で87.25点をマークしていた平野は、2回目では高さのあるダブルコーク1440を含むさらに難度の高い構成を成功させた。競技を中継した米スポーツ専門局「NBCスポーツ」の実況席も大興奮だった。
解説者のトッド・リチャーズ氏は「ショーンが控え場所に戻っていって良かった。彼はこのランを見たくないだろうからね」と称賛。前回王者ショーン・ホワイト(米国)に重圧をかけるほどであると評し、滑り終えた後は「この男は大暴れですよ、皆さん」と脱帽した。
ランの詳細が画面で表示されると、実況のトッド・ハリス氏は「最高到達地点17.11フィート(約5.2メートル)だと!?」と驚きの声を上げ、リチャーズ氏も「防風ネットの高さを越えそうなほどのジャンプですよ」と衝撃を隠せない様子だった。
予選1位となる圧巻の93.25点を記録した平野。特にエアの高さに感銘を受けたようで、実況席では「背は高くないのに、パイプを踏み切るたびに20フィート(約6メートル)ほど跳ぶんだ。信じられません!」「防風ネットの裏に何があるのか見せられる唯一の存在です。(高さを)越えちゃうんですもん」と驚きが交錯した。
平野は2014年ソチ五輪と18年平昌五輪の同種目銀メダリスト。日本からは他に平野流佳、戸塚優斗、平野海祝が出場し、全員が11日に行われる決勝進出を決めた。北京五輪後の引退を表明している前回王者ショーン・ホワイト(米国)は2回目で86.25点をマークし、決勝進出を果たした。
(THE ANSWER編集部)