表彰式でマスクをつけようとした際、さっと手を伸ばしたのは…

　ノルディックスキー・ジャンプ男子の個人ノーマルヒルで優勝した小林陵侑（土屋ホーム）が8日、表彰式に出席し、金メダルを授与された。その際、一緒に出席した銅メダリストのさりげない優しさがネット上でひそかに話題になっている。

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　6日に行われたノーマルヒルで金メダルを獲得した小林。その2日後に行われた表彰式で、ついに金メダルを胸に提げた。その壇上、フォトセッションでマスクをつけようとした際、左手に贈呈された花があり、なかなかうまくつけれられなかった。その時だ。さっと隣から手が伸びた。銅メダルのダビド・クバツキ（ポーランド）だった。小林の花を受け取ると、両手でマスクをつけるようにサポート。小林も頭を下げた。

　ライバルではあるが、通常はワールドカップ（W杯）で欧州を転戦し、リスペクトし合う間柄。さりげない気遣いにジャンプ選手同士の関係性がうかがえた。このシーンを小林の姉でジャンプ選手の諭果も「くばつきさん、、、優しい、、、」とツイートし、感激の様子。国内外のファンからも「これは…これは可愛い」との声が上がるなど、反響を呼んでいた。