北京五輪の大会マスコット、パンダの「ビンドゥンドゥン」は国内でも人気

　4日に開幕した北京五輪の大会マスコット、パンダの「ビンドゥンドゥン」は世界各国で話題となっているが、中国国内でも大人気のようだ。北京の繁華街、王府井では「ビンドゥンドゥン」のグッズを買い求める人が行列を作っている。米メディアも「凍えるような寒さの中、一晩中並んでいた」などとレポートしている。

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　可愛らしいパンダが宇宙飛行士のスーツを模した氷の“シェル”を装着。全身が包まれ、顔の周りには青、赤、黄色など輪がついたマスコットが今大会、人気を博している。日本テレビの辻岡義堂アナが「ビンドゥンドゥン」グッズを買い集め、中国メディアやネットでも報じられるほど話題になった。

　米テキサス州放送局「KZTV」のニュース番組「KRIS 6 News」は公式サイトで、北京の繁華街、王府井での大行列をレポート。「『ビンドゥンドゥン』の人形を買うために、凍えるような寒さの中、簡易椅子を持った人々が一晩中並んでいる」と人気ぶりを報じた。また「何人かは転売をするために並んでいるであろう人たちもいた」とも伝えている。

　中国国営英語版テレビ局「CGTN」のスポーツ専門ツイッターも実際の人だかりの様子を収めた画像を公開。「『どうしても欲しい！』　北京の王府井でグッズを手に入れるために並んでいる」と状況を伝えている。その愛くるしさに魅了される人は国内外を問わず、さらに増え続けているようだ。