「ジャンプ界で最も成功した悲劇の存在」 高梨沙羅、大国ドイツは伝説級の功績を称賛
元ドイツ代表コーチ「彼女にタイトルをあげたかった」
25歳の若さでワールドカップ優勝61回を誇る高梨について、「(身長)152センチの伝説」と高く評価する一方で、「悲劇のヒロイン」としても注目した。
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2021年3月のノルディックスキー世界選手権オーベルストドルフ大会の個人ラージヒルでは、1回目4位から順位を上げて銀メダル。世界選手権で個人初の金メダルを惜しくも手にできなかった。
当時のドイツ代表コーチのアンドレアス・バウワー氏は「個人的には、彼女はどこか悲劇のヒロインに映る。彼女にタイトルをあげたかった。泣けてきたよ。ずっと彼女を見てきた。アスリートとして称賛している。ここまで長い間、活躍しているのだから、彼女は優勝が相応しかった」と語ったという。
個人ノーマルヒルでも4位に終わり、惜しくもメダルを逃した高梨。「またしてもタイトルはなかった。メダルを手にできず、失望だけが残った」と伝えながら、「事実が横たわる。サラ・タカナシはスキージャンプで最も成功した悲劇的な存在だ」と記した。
(THE ANSWER編集部)