高梨沙羅を抱きしめ話題の女子選手 「失格者多数で緊張」も平常心で掴んだ金メダル
北京五輪は7日、新種目のノルディックスキージャンプ混合団体(出場10チーム)が行われ、日本は4位入賞となった。高梨沙羅(クラレ)がスーツの規定違反で1回目は失格となったが、2回目では98.5メートルをマーク。着地後は涙を流した。そんな高梨を抱きしめて励ましたのが、金メダルを獲得したスロベニアの女子選手ニカ・クリジュナルだった。
金メダル獲得のスロベニア・クリジュナル、涙する高梨にハグ
北京五輪は7日、新種目のノルディックスキージャンプ混合団体(出場10チーム)が行われ、日本は4位入賞となった。高梨沙羅(クラレ)がスーツの規定違反で1回目は失格となったが、2回目では98.5メートルをマーク。着地後は涙を流した。そんな高梨を抱きしめて励ましたのが、金メダルを獲得したスロベニアの女子選手ニカ・クリジュナルだった。
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スロベニアの1番手を務めたクリジュナルは、1回目で101.0メートル、2回目でも99.5メートルを記録。個人での銅メダルに続き、金メダルを獲得した。
この日は高梨が1回目に103.0メートルを飛びながら失格となるなど、スーツの規定違反で計4か国5人の失格者が出ていた。国際スキー連盟(FIS)公式サイトによると、クリジュナルは「失格が多数出たことで2回目は緊張したけれど、上手く自分のジャンプに集中して、いいジャンプが飛べた」と振り返った。クリジュナルは涙の高梨を抱きしめ、励ましたことが日本でも話題になった。
また同国4番手のぺテル・プレブツは「自分のジャンプに集中することに努めた。失格者が次々出ていたのは知っていたが、それに影響されることはなかった。とにかく自分のことに集中した」とコメント。ライバル国が続々と優勝争いから脱落していく波乱の展開となったが、スロベニアは平常心を保つことに注力していた様子だ。
(THE ANSWER編集部)