スマイルジャパンが浴びた“中国の洗礼” 応援席に中国紙拍手「DJの曲でお祝い!」
6日に行われた北京五輪アイスホッケー女子1次リーグでは、世界ランク6位の日本代表「スマイルジャパン」は中国(同20位)に敗れたが、勝ち点で史上初の決勝トーナメント進出を果たした。1-1のまま延長でも決着がつかず、ペナルティショットシュートアウトの末に敗戦。勝った中国のメディアは「現場DJが『紅旗飄飄』を流して選手たちをお祝い!」と盛り上がりを伝えている。
北京五輪アイスホッケー女子1次リーグ
6日に行われた北京五輪アイスホッケー女子1次リーグでは、世界ランク6位の日本代表「スマイルジャパン」は中国(同20位)に敗れたが、勝ち点で史上初の決勝トーナメント進出を果たした。1-1のまま延長でも決着がつかず、ペナルティショットシュートアウトの末に敗戦。勝った中国のメディアは「現場DJが『紅旗飄飄』を流して選手たちをお祝い!」と盛り上がりを伝えている。
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サッカーでいうPK戦のような「ペナルティショットシュートアウト(PS)」までもつれ込んだ一戦。5人ずつ行い、日本はGK藤本那菜が相手の3本目までセーブする奮闘を見せた。しかし、日本は4人目まで全員が外し、相手に決められ0-1。5人目も外して敗れた。
中国は世界ランクで日本を下回る。中国機関紙「人民日報」は日本のことを「1次リーグの強敵」と表現し、「中国が熱いペナルティーショットの戦いを経て日本を破り、4日のデンマーク戦に続いて1次リーグ2連勝を成し遂げた」と報道。「ゴールキーパーの周嘉鷹が素晴らしいパフォーマンスを見せて5回連続で日本のシュートをはじき出した」とPSでの奮闘を称えた。
同紙は応援席の様子を映した動画付きで記事を掲載。「#『紅旗飄飄<「赤い旗はためく」中国の歌>』が中国女子チームにとってもよく似合う」とつづり、「現場DJが『紅旗飄飄』を流して選手たちをお祝い! 中国男子ホッケーチームがパネルを掲げて女子選手たちにお祝い!」と曲をかけて盛り上げたことを伝えた。
今大会は新型コロナウイルス禍により、観客は声を出した応援の自粛が求められている。スマイルジャパンは3日のスウェーデン戦と5日のデンマーク戦で連勝したが、3戦目に“中国の洗礼”を受けた。8日の1次リーグ最終戦でチェコ(同7位)と対戦する。
(THE ANSWER編集部)