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北京五輪のスキージャンプ ドイツ英雄が金メダル予想した日本人「優勝するのは…」

北京五輪でメダル獲得が期待されるスキージャンプ男子の小林陵侑(土屋ホーム)について、ジャンプ大国・ドイツが誇るレジェンドは五輪金メダルに推している。

ドイツが誇る伝説的選手が金メダルに推した日本人とは【写真:Getty Images】
ドイツが誇る伝説的選手が金メダルに推した日本人とは【写真:Getty Images】

史上初のスキージャンプ週間全勝王者ハンナバルト氏が今季を展望

 北京五輪でメダル獲得が期待されるスキージャンプ男子の小林陵侑(土屋ホーム)について、ジャンプ大国・ドイツが誇るレジェンドは五輪金メダルに推している。

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 今週末に迎えるスキージャンプ・ワールドカップ(W杯)の開幕に先立ち、ドイツ公共放送「ARD」のスポーツ番組「シュポルトシャウ」で解説者を務めるスベン・ハンナバルト氏が今季を展望。記事では「2021/2022シーズンの本命は誰? すぐに名前が挙がったのがリョウユウ・コバヤシだ」と紹介し、今シーズンの本命に推したと伝えている。

 ハンナバルトといえば、1990年代後半から2000年代前半にかけ、活躍したレジェンド。特に2001-02年シーズンは伝統のジャンプ週間で史上初のジャンプ週間4戦全勝で優勝。ソルトレイクシティ五輪ラージヒル団体金メダル、ノーマルヒル個人銀メダルと活躍した。W杯通算では18勝を挙げた往年の名選手だ。

 記事では「10月上旬のサマーGP最終戦のクリンゲンタール大会(ドイツ)で2位以下に20点以上の大差をつけて優勝。冬シーズンを前にライバルたちに力を見せつけた」と小林の近況に言及。ハンナバルト氏は「クリンゲンタール大会は、夏に練習を積んできた選手たちにとってサマーGP最後の大会であり物差しとなる。そこでコバヤシは大差をつけて(他の選手を)圧倒していた」と分析したという。

 その上で「W杯総合優勝はコバヤシ」と予想したハンナバルト氏。五輪金メダルについては、2018年平昌五輪ノーマルヒル王者アンドレアス・ベリンガー(ドイツ)が再び獲ればとてつもなく嬉しいとしたが、「現実的に考えれば、それは難しいことであり、五輪で優勝するのはコバヤシだろう」とも語ったという。

 小林は2018年平昌五輪個人ノーマルヒルで日本勢最高の7位入賞。翌シーズンに伝統のスキージャンプ週間で総合優勝、13勝を挙げたW杯も総合優勝と一気に世界のトップ選手に。W杯は19-20年シーズン総合3位、20-21年シーズンは4位。25歳で迎える北京五輪、ドイツの伝説的ジャンパーの視線は日本のエースに熱く注がれている。

(THE ANSWER編集部)

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