難しい体勢から打ったシュートとは

　日本代表が8強で敗退したサッカーのアジアカップ（杯）カタール大会は7日（日本時間8日）、準決勝が行われ、イランは前回王者カタールに2-3で敗れた。開始4分には、FWサルダル・アズムンが豪快なバイシクルシュートで先制。スポーツ・チャンネル「DAZN」が動画で公開すると、日本のファンからは「普通できへん」「このフォーム見たことない　美しい…」と驚きの声が並んだ。

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　難しい体勢でも決めてみせた。イランは前半4分、右サイドからのロングスローでゴール前にボールを入れた。ヘディングでつないだボールに、アズムンが反応。一度右足でボレーに行こうとしたが、相手DFがクリアした。それでも浮き球に対して体を反転させ、跳び上がりながら右足でシュート。オーバーヘッド気味のバイシクルシュートがネットを揺らした。

　DAZN公式Xが動画を公開。試合中から「大会ベストゴール不可避」と日本人ファンから驚きの声が上がっていたが、反響はさらに拡大。脱帽した様子のコメントも寄せられた。

「アジアカップに出てる選手の中でも群を抜いてうまい」
「ボレー空振りした後にすぐ落ちてきたボールに合わせてオーバーヘッドなんて普通できへんて！」
「めっちゃエグいゴール見れた」
「このフォーム見たことない　美しい…」
「この体勢から決めきれるのまじですごいよな」
「アズムンエグいねーーー」
「バイシクルの後の身体のひねりかっこいいな」
「憎たらしいけどうめー」
「MVPアズムンでいいよね」

　試合は点の取り合いとなり、イランは後半37分に決勝点を許した。イタリアのASローマでプレーするアズムン。前回大会で日本代表と対戦した際に再三のラフプレーや選手につかみかかる行為を犯した“問題児”として知られる。今大会の日本戦ではアシストをマーク。敗退に追いやったほか、この日も確かな実力を示したが、イランも大会から去ることとなった。