「殺人タックル」喰らって相手の退場誘発 韓国を準決勝に導いた28歳FWを母国メディア絶賛
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは2日(日本時間3日未明)に準々決勝を行い、64年ぶりの優勝を目指す韓国は延長戦の末に2-1で豪州を下して4強に進出した。この試合で大活躍を見せたのが、英プレミアリーグで活躍するファン・ヒチャン(ウルヴァーハンプトン)だ。PKでの同点ゴールだけでなく、延長前半に豪州の選手から足裏を見せた「殺人タックル」を受けたプレーまでもが賛辞を浴びている。
延長で豪州を1人少ない状況に追い込んだ
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは2日(日本時間3日未明)に準々決勝を行い、64年ぶりの優勝を目指す韓国は延長戦の末に2-1で豪州を下して4強に進出した。この試合で大活躍を見せたのが、英プレミアリーグで活躍するファン・ヒチャン(ウルヴァーハンプトン)だ。PKでの同点ゴールだけでなく、延長前半に豪州の選手から足裏を見せた「殺人タックル」を受けたプレーまでもが賛辞を浴びている。
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韓国は1点を追う後半アディショナルタイム(AT)に、エースのソン・フンミンがPKを獲得。これをファン・ヒチャンが決めて延長戦に突入した。さらに延長前半14分には、ソン・フンミンの芸術的なFKでリードを奪った。
問題のタックルはその後、延長前半がATに突入した直後に起きた。ハーフライン付近のこぼれ球へ向かったファン・ヒチャンに、豪州のエイデン・オニールが右足で強引なタックル。一瞬宙を飛んだファン・ヒチャンは地面にうずくまり、しばらく立ち上がれなかった。一時は担架まで登場した。
一度はイエローカードが提示されたものの、VAR判定が介入した結果レッドカードに切り替わり、一発退場となった。豪州は10人でプレーすることになり、ファン・ヒチャンも直後に退いている。
この場面を韓国メディア「イルガンスポーツ」は「ファン・ヒチャンに殺人タックル…豪州MF退場で韓国の4強見えた」と伝えている。「韓国は数的有利を占めたまま、残り15分を有利に進められるようになった」
また韓国メディア「スポーツトゥデイ」も、同点PKを決めた場面に加えてこの場面を伝え「ファン・ヒチャンの活躍はここで終わりではなかった。延長前半ATには相手の退場まで誘った」として、その働きを称えている。
今季はプレミアリーグで6位となる10得点を記録している28歳。調子を上げながらアジアの頂点に向かう。
(THE ANSWER編集部)