「良い選手は狙っているものだ」 韓国に敗れた豪州GK、劇的PK獲得のソン・フンミンに脱帽
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは2日(日本時間3日未明)に準々決勝を行い、韓国が2-1で豪州を下して4強に進出した。豪州が1点をリードして迎えた後半アディショナルタイム(AT)に、韓国はエースのソン・フンミンがPKを獲得。これをファン・ヒチャンが決めて延長戦に突入した。このプレーに、失点した側の豪州GKが「良い選手はああいった瞬間を狙っている」と脱帽している。
豪州がリードして迎えた後半AT、まさかのPK与え同点に
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは2日(日本時間3日未明)に準々決勝を行い、韓国が2-1で豪州を下して4強に進出した。豪州が1点をリードして迎えた後半アディショナルタイム(AT)に、韓国はエースのソン・フンミンがPKを獲得。これをファン・ヒチャンが決めて延長戦に突入した。このプレーに、失点した側の豪州GKが「良い選手はああいった瞬間を狙っている」と脱帽している。
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7分とされた後半ATの4分ごろ、ペナルティエリア直前でパスを受けたソン・フンミンはそこで粘り、豪州の複数選手を引き連れてエリアに入った。スピードで千切ろうとする動きに、豪州のルイス・ミラーがたまらず足でタックル。ソン・フンミンはピッチに倒れ込み、PKが与えられた。これをファン・ヒチャンが決め、土壇場で同点とした。
カタールのスポーツ専門局「beINスポーツ」は公式X(旧ツイッター)で、豪州のGKマシュー・ライアンがこのプレーをどう見ていたかを紹介している。
ライアンは「どれくらい接触があったのか分からないけど、良い選手はああいった瞬間を狙っているものだ。接触を狙って、倒れたら主審が笛を吹いた。判定を覆すのは非常に難しい」としてソン・フンミンの“技術”に脱帽した。
「試合中、我々にはもう1点決めるチャンスがいくつもあったができなかった。彼ら(韓国)はPKが得られるチャンスを利用したんだ。我々はこの経験から学ばなければいけない。彼(ミラー)が倒れながらタックルに行かずに立ったままでいられれば、最悪のシナリオでもクロスが送られただけで、我々は試合を通じてクロスには対応できていた。彼(ミラー)は精神的に強いから、ここから学ぶだろう。我々もチームとして学んで改善していくよ」
ミラーはスコットランド1部のハイバーニアンでプレーする23歳。守護神は更なる成長を期待している。
(THE ANSWER編集部)