アジア杯

　日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは2日（日本時間3日）、準々決勝のオーストラリア―韓国戦を行い、延長戦の末に韓国が2-1で逆転勝利した。延長戦前半に韓国が逆転すると、観客席にいたオーストラリアの幼いファンが号泣。これが中継で一瞬映ると日本のファンは「大人でも泣きそうな展開だもん」と同情している。

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　悲劇的な敗戦だった。オーストラリアが1-0でリードした後半アディショナルタイム（AT）残り1分ほど。韓国に痛恨のPKを献上し、ファン・ヒチャンに決められて同点に追いつかれた。さらに延長戦に入ると、前半14分にソン・フンミンに直接FKを叩きこまれて逆転を許す。前半ATにはオーストラリアのエイデン・オニールが危険なタックルで一発退場。絶体絶命のピンチに追い込まれた。

　この試合を伝える国際映像では、延長戦のハーフタイムにオーストラリア側の客席が一瞬映され、代表のユニホームに身を包んだ幼いファンが感情を抑えきれず号泣、大人たちも呆然とピッチを見つめていた。日本のファンからは、X（旧ツイッター）上でこの切ない場面に注目する声が続出した。

「オーストラリアサポーターの女の子が泣いてる」
「サポーターの表情がもう…」
「オーストラリアの坊や泣いちゃってるよ」
「オーストラリアの子が泣いてて、もらい泣きしそうになった…。この展開は大人でも泣きそうな展開だもんな…」
「オーストラリアの男の子が泣いてるのつらー」
「オーストラリアの少年泣いてるやん」
「自分がオーストラリア国民だったら泣く」

　数的不利となったオーストラリアはそのまま韓国に追いつけずに敗戦。2015年以来の優勝はならなかった。