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PK戦途中で“撤収”したサウジ監督、オシム想起するファンも「全然違う」「最初から見ないなら…」

カタールで開催されているサッカーのアジアカップは30日(日本時間31日)、決勝トーナメント1回戦で韓国がサウジアラビアを下し、8強に進出した。1点ビハインドの後半アディショナルタイム(AT)終了間際に劇的な同点ゴール。PK戦を4-2で制し、激戦に終止符を打った。敗れたサウジアラビアのロベルト・マンチーニ監督は勝負が決する前に、まさかの“撤収”。その姿が国際映像に映し出されて驚きを呼んだが、ネット上の日本人ファンからはかつて代表チームを率いた名将を引き合いに出す声もあった。

サウジアラビアの監督を務めるマンチーニ【写真:ロイター】
サウジアラビアの監督を務めるマンチーニ【写真:ロイター】

アジアカップ決勝トーナメント1回戦

 カタールで開催されているサッカーのアジアカップは30日(日本時間31日)、決勝トーナメント1回戦で韓国がサウジアラビアを下し、8強に進出した。1点ビハインドの後半アディショナルタイム(AT)終了間際に劇的な同点ゴール。PK戦を4-2で制し、激戦に終止符を打った。敗れたサウジアラビアのロベルト・マンチーニ監督は勝負が決する前に、まさかの“撤収”。その姿が国際映像に映し出されて驚きを呼んだが、ネット上の日本人ファンからはかつて代表チームを率いた名将を引き合いに出す声もあった。


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 1-1のまま勝負がつかず突入したPK戦。ともに2人連続の成功で迎えたサウジアラビアの3人目、サミ・アルナジェイのキックを韓国GKチョ・ヒョヌが止めた。さらに4人目も止め、韓国の4人目が決めれば勝利という状況となった。ここで中継映像に映し出されたのは、マンチーニ監督がピッチを去り、ロッカーの方へと歩いていく姿。直後に韓国がシュートを決め、勝利した。

 試合後、マンチーニ監督はこの行動を謝罪。海外メディアによると「終わったと思ったんだ」と勘違いだったと明かしたという。悪気はなかったとはいえ注目を浴びたこの行動。X上の日本ファンからは、2006年から日本代表を指揮したイビチャ・オシム氏の行動を思い起こす声もあがった。

 オシム氏の特異な行動の一つとして有名だったのは、指導者になってからはPK戦をピッチで一切見ないというもの。ジェフ千葉の監督時代もナビスコカップ(現ルヴァンカップ)の決勝ではPK戦が始まる前にロッカールームに引き揚げていた。日本代表監督としても、2007年東南アジア共催大会の韓国との3位決定戦でも、PK戦にもつれ込んだ後はピッチを去っていた。

「オシムもPK戦は観ない監督だった。PK戦って運だしな」「欧米人らしいな。負けを確信したら悪あがきしない」「PK戦見ないのはオシムさんと同じ」との声もあったが、最初からPK戦を見ないのと途中でピッチを去るのでは大きく違う。そのため「監督にできることはないという信念のもとに始めから見ないことにしていたオシムさんと、諦めてふてくされたように途中退席したマンチーニ監督は全然違う」「オシムみたいに最初から見ないならまだしもな」「オシムみたいにPK戦最初から見ないとかなら筋通ってるけど」など違いを指摘する声も上がっていた。

(THE ANSWER編集部)


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