不振で「髪切れ」批判を浴びた韓国選手が復活ゴール 大会中のバラエティ放送→手のひら返しの大喝采
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは30日(日本時間31日)、決勝トーナメント1回戦を行い、韓国がサウジアラビアをPK戦の末に下して8強に進出した。後半アディショナルタイム(AT)に追いつき、PK戦を4-2で制した。韓国メディアは、同点ゴールを叩き出したチョ・ギュソンに注目。日本でもイケメンと騒がれた選手が、不振と「芸能番組出演」で叩かれたところからの復活劇を伝えている。
今大会不振だったチョ・ギュソンはイケメンぶりで日本のファンも注目
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは30日(日本時間31日)、決勝トーナメント1回戦を行い、韓国がサウジアラビアをPK戦の末に下して8強に進出した。後半アディショナルタイム(AT)に追いつき、PK戦を4-2で制した。韓国メディアは、同点ゴールを叩き出したチョ・ギュソンに注目。日本でもイケメンと騒がれた選手が、不振と「芸能番組出演」で叩かれたところからの復活劇を伝えている。
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試合はサウジアラビアが後半早々に先制、その後は両チームとも得点を挙げられないまま後半ATに突入した。時間は10分。その時間も尽きようとする8分になって、韓国はチョ・ギュソンが起死回生の同点ゴール。ペナルティエリア右からのショートクロスに、ソル・ヨンウがファーサイドで頭で合わせ、さらにゴール正面からのヘディングで角度を変えた。
韓国メディア「マネートゥデイ」は、「『髪切れ』から『信じていた』 チョ・ギュソンが贖罪砲で世間の非難を覆した」という記事で、チョ・ギュソンが今大会で経験してきた不振と、世間からの批判を紹介している。
デンマーク1部のFCミッティランでプレーするチョ・ギュソンは、今大会のグループリーグ全3試合に先発出場したが「決定的なチャンスを何度も逃し、多くの非難を受けた。特にヨルダンとの第2戦では、空のゴールを前にしてもゴールに失敗した」というほどの不振だった。
これに追い打ちをかけたのが、テレビのバラエティ番組に出演したことだ。ちょうど出演分の放映時期がアジアカップと重なり、チョ・ギュソンのSNSには「髪を切れ」「ヘアバンドに神経を使うのではなく集中しろ」「芸能活動の時間があればもっと練習」などといった非難の言葉がファンから突き付けられたのだという。
サウジ戦のチョ・ギュソンは今大会初の途中出場。同点ゴールだけでなく、PK戦でも3番目のキッカーとして登場しきっちりゴールを決めた。記事は「不振と芸能出演で、ネット民から悪質な洗礼を受けていたチョ・ギュソンが、贖罪砲を放ちSNSには『信じていた』などの反応が多数寄せられている」と、ファンからの評価が激変したことを伝えている。
チョ・ギュソンは、2022年末に行われたワールドカップで“イケメン”として日本のファンにも注目された。「俳優さんみたい」「BTSにいそうなイケメン」といった声が続々上がった。復調を果たしたストライカーは、64年ぶりの優勝を目指す韓国代表の大きな力となりそうだ。
(THE ANSWER編集部)