アジアカップ決勝トーナメント1回戦

　日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは30日（日本時間31日）、決勝トーナメント1回戦を行い、韓国がPK戦までもつれ込む大激闘の末にサウジアラビアに勝利。8強入りを決めた。後半アディショナルタイム（AT）に韓国が追いついた場面では、ベンチも喜び爆発。米メディアが動画を公開すると、“孤独”なユルゲン・クリンスマン監督の姿にネット上の日本人ファンから「クリンスマンに誰も飛び付かなくて悲しい」と同情を誘っている。

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　土壇場で追いついた。後半AT残り1分ほどの場面だった。右からのクロスをソル・ヨンウが中央へ折り返すと、フリーになったチョ・ギュソンが値千金の同点ヘッド。韓国ベンチは歓喜に包まれた。両拳を握りしめ、ジャンプして大喜びするクリンスマン監督。しかし選手とスタッフは見向きもせず得点を決めたチョ・ギュソンの元へ。クリンスマン監督はたった1人で感情を爆発させる形となった。

　この場面の動画を、米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のサッカー専門X（旧ツイッター）が公開。試合を見ていたX上の日本人ファンからも注目を集めた。

「クリンスマン一人で喜んでて草」
「クリンスマンの喜び方…W」
「劇的ゴールなのにクリンスマンに選手もコーチも誰一人行かないのw」
「荒ぶるクリンスマン」
「誰もクリンスマン監督に歩み寄らないのが、現在の求心力か」
「クリンスマン、優勝したかの喜びようで滑稽だわwwww」
「誰もいっしょに喜んでくれないクリンスマン監督写さないであげて」
「誰もクリンスマンのところにいかないｗ」
「クリンスマンに誰も飛び付かなくて悲しい」

　勝利した韓国は2日（同3日未明）の準々決勝でオーストラリアと対戦。韓国が中2日なのに対し、オーストラリアは中4日ある過酷な日程となる。