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韓国、PK戦死闘から中2日で豪州と激突 監督「これが理由でGL首位通過したかった」 相手は中4日

カタールで開催されているサッカーのアジアカップは30日(日本時間31日)、決勝トーナメント1回戦が行われた。グループリーグE組2位の韓国はF組首位のサウジアラビアと対戦。1-1のままPK戦となり、最後は韓国が4-2で勝利した。2日(同3日深夜)の準々決勝ではオーストラリアと対戦。韓国が中2日なのに対し、オーストラリアは中4日ある過酷な日程に、韓国のユルゲン・クリンスマン監督は「これが理由で私はグループリーグ(GL)を首位で通過したかったんだ」と語ったという。

韓国のクリンスマン監督【写真:ロイター】
韓国のクリンスマン監督【写真:ロイター】

アジアカップ決勝トーナメント1回戦

 カタールで開催されているサッカーのアジアカップは30日(日本時間31日)、決勝トーナメント1回戦が行われた。グループリーグE組2位の韓国はF組首位のサウジアラビアと対戦。1-1のままPK戦となり、最後は韓国が4-2で勝利した。2日(同3日深夜)の準々決勝ではオーストラリアと対戦。韓国が中2日なのに対し、オーストラリアは中4日ある過酷な日程に、韓国のユルゲン・クリンスマン監督は「これが理由で私はグループリーグ(GL)を首位で通過したかったんだ」と語ったという。


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 開催地カタールに隣接するサウジアラビアから大勢のサポーターが集結。韓国にとっては完全にアウェーの戦いになった。試合が動いたのは後半開始早々。サウジアラビアの21歳ラディーフが先制ゴール。韓国は攻めあぐねる展開が続いたが、敗退かと思われた試合終了間際に途中出場のチョ・ギュソンが値千金の同点ヘッド。1-1と試合を振り出しに戻し、試合はPK戦にもつれ込んだ。

 ともに2連続成功で迎えた3人目、サミ・アルナジェイのキックを韓国GKチョ・ヒョヌがストップ。さらに4人目も止め、韓国が4-2で勝利した。ロイター通信のシニアスポーツ特派員であるロヒス・ネイヤー氏は自身のXを更新。クリンスマン監督が試合後の取材で語った内容を伝えている。

 韓国はGLを2位通過。マレーシアとの最終戦に勝利すれば決勝トーナメント初戦は日本代表との試合だったが、3-3でまさかの引き分けにより実現しなかった。日本戦を避けたのではないかとの声も上がるほどだったが、サウジアラビアを下してから中2日で強豪オーストラリア戦と激突する過酷な日程だ。オーストラリアは中4日と休養時間が韓国より長い。仮に韓国がGL首位突破して日本と激突し、そこでも勝てば準々決勝は中2日同士の戦いになっていた。

 ネイヤー氏によると、クリンスマン監督は「これ(日程)が理由で私はGLを首位で通過したかったんだ。日本を避けて首位にならず私がハッピーだったと言う人もいたけどね。GLを勝ちとれず、我々はその代償を払うことになったんだ」と、GL2位突破の代償について言及したと伝えられている。

(THE ANSWER編集部)

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