アジアカップ決勝トーナメント1回戦

　日本代表も出場しているサッカーのアジアカップは30日に決勝トーナメント1回戦が行われ、タイがウズベキスタンと対戦。1点ビハインドの後半13分にコンサドーレ札幌に所属する25歳のMFスパチョークが鮮烈なゴラッソを決めた。ネット上の日本人ファンも大興奮。「まさにゴラッソ」「えぐいの決めた」と反響が集まっている。

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　すべてが完璧な一撃だった。1点ビハインドで迎えた後半、選手を2人交代して反撃態勢を整えたタイ。そのうちの一人、スパチョークが魅せた。同13分、中盤でパスを受けるとドリブルで突破し、前線のFWチャイデッドにパス。ポストプレーでリターンを受けると、ペナルティーアークのさらに外から右足を振り抜いた。外を巻くようなシュートにウズベキスタンGKも懸命に手を伸ばしたが、ボールはゴール右隅に突き刺さった。

　推定25メートルの位置から決めた強烈な一撃。日本でもお馴染みのスパチョークに、X上では日本人ファンから「まさにゴラッソ」「コンサドーレの選手だよね。すごい！」「えぐいの決めたな」「北海道の至宝」「上手すぎだろ」「スパチョークがうまいのもあるけどタイのボール回しが華麗だった」「スパチョークほんとにシュート上手い」「札幌の誇り」「世界に見つかってしまう」といった興奮の声が上がった。

　その後逆転され、1-2で敗れたタイ。石井正忠監督が率いるチームとしても注目を集めたが、惜しくもここで大会を去ることになった。