日本人主審の判定を海外解説が称賛 ハンド巡りVAR介入も「覆らず嬉しい」「恐れましたが…」
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは28日、決勝トーナメントの初戦を行い、タジキスタン―UAE戦は1-1のまま決着がつかずにPK戦に突入。タジキスタンが5-3でこれを制して8強入りを決めた。この試合は日本人レフェリーの荒木友輔氏が主審を務めたが、国際映像の英語実況ではVARを含めた判定に称賛を送る場面があった。
サッカーアジア杯
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは28日、決勝トーナメントの初戦を行い、タジキスタン―UAE戦は1-1のまま決着がつかずにPK戦に突入。タジキスタンが5-3でこれを制して8強入りを決めた。この試合は日本人レフェリーの荒木友輔氏が主審を務めたが、国際映像の英語実況ではVARを含めた判定に称賛を送る場面があった。
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タジキスタン1点リードの前半終了間際。ピンチを迎えたタジキスタンのパルヴィズジョン・ウマルバエフが自陣ペナルティエリア内でハンドを犯したとUAE側が主張。しかし荒木主審はPKを与えず、そのまま前半終了となった。
「これはVARがレビューをするかもしれませんね」と国際映像の英語解説者が指摘したとおり、VARが介入したがプレーは止まらず。判定はそのままだった。リプレーを見た解説は「手には当たっていますね。しかし、手は彼の体のそばにありました」とハンドは取られるべきではなかったとした。
「タジキスタンがハンドをとられるのではと恐れましたが、(VARのレビューは)完了し、判定が覆らず私は嬉しいですよ」と荒木主審による正しい判断に安堵した様子。実況も「もしハンドだったらかなり厳しい判定でしたからね。ボールへ距離を詰めて行く際に腕を出さないようにするのは難しいものです」と語っていた。
この試合は延長でも決着がつかない激闘に。冷静に試合を裁いた荒木主審に、タジキスタンのペタル・シェグルト監督は試合終了後のピッチで歩み寄り、敬意を表するかのように握手を交わしていた。
(THE ANSWER編集部)