韓国、サウジ戦はサポ人数“20対30000”の超アウェーか 監督は自信、記者に「宿泊延長を」【サッカーアジア杯】
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップ(杯)が、カタールで決勝トーナメントの戦いに突入している。1960年以来、64年ぶりの優勝を目指す韓国代表は、30日(日本時間31日未明)にサウジアラビアと8強をかけて戦う。チームを率いるユルゲン・クリンスマン監督は記者に「決勝まで宿泊を延長して」と話すなど勝ち抜けに自信を見せる一方、サウジアラビア戦はスタジアムが完全にアウェーの雰囲気に染まると予想されており、こちらについては「私たちに不利に作用」ともしている。
31日未明にサウジアラビアとの決勝トーナメント初戦を迎えるが…
日本代表も参加しているサッカーのアジアカップ(杯)が、カタールで決勝トーナメントの戦いに突入している。1960年以来、64年ぶりの優勝を目指す韓国代表は、30日(日本時間31日未明)にサウジアラビアと8強をかけて戦う。チームを率いるユルゲン・クリンスマン監督は記者に「決勝まで宿泊を延長して」と話すなど勝ち抜けに自信を見せる一方、サウジアラビア戦はスタジアムが完全にアウェーの雰囲気に染まると予想されており、こちらについては「私たちに不利に作用」ともしている。
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韓国紙「国民日報」は、クリンスマン監督は28日の練習前の会見で記者団に「早く決勝まで宿泊を延長してほしい」と呼びかけたと伝えている。トーナメント勝ち抜けへ自信の表れだろう。グループリーグではマレーシアとヨルダンに引き分けるなど、1勝2分と苦戦の2位。これについては「失点をするたびにイライラするだろうが、最も重要なのは私たち自身を信じること」としている。記事は、英プレミアリーグで活躍するファン・ヒチャン(ウルヴァーハンプトン)ら負傷者の復帰が明るい材料だとしている。
一方、このサウジアラビア戦のカギを握るのは、スタジアムの空気だという報道もある。「スポーツソウル」は、昨年9月にサウジアラビアには1-0で勝利していることを紹介した上で「今回は環境が違う。カタールとサウジアラビアは国境を接しており、試合に足を運ぶファンが珍しくない」と伝えた。
試合が行われるエデュケーションシティースタジアムの収容人員は4万4667人。大会側はサウジアラビアからのサポーターのためのファンゾーンを特別に作るほどで、半分以上をサウジアラビアのサポーターが占めると見られている。クリンスマン監督も「サウジのサポーターが3万人集結するようだ。サッカーの一部だと思うが、私たちに不利に作用する面があるだろう」と警戒している。
大韓サッカー協会によると、この試合は代表チームのサポーターとして知られる「レッドデビル」のメンバー20人が現場を訪れて応援する予定。さらに決勝まで勝ち上がっていけば、最大70人ほどが集まると予想しているというが「離れて座ることになり、一つの声を出しながら応援する環境ではない」という。
記事は「つまり、クリンスマン率いるチームはサウジアラビアのホームスタジアムのような雰囲気に素早く適応しながら戦えるのかがもう一つのカギとなる」として、大観衆のアウェー戦での経験も豊富なソン・フンミン(英トッテナム)らのアドバイスが、より重要だとしている。
(THE ANSWER編集部)