日本の次戦相手バーレーンとは VS日本は10戦中8戦が1点差、20年前に死闘…194cm大型FWに要注意【アジア杯】
サッカー日本代表が参戦しているアジアカップは16強が出揃った。グループリーグ(GL)D組を2位で通過した日本は、31日にE組を首位突破したバーレーンと決勝トーナメント(T)初戦で対戦する。アジアカップでは20年前の2004年、中国大会準決勝で激闘を演じるなど日本を苦しめた過去がある。
アジアカップ、日本は決勝T初戦でバーレーンと対戦する
サッカー日本代表が参戦しているアジアカップは16強が出揃った。グループリーグ(GL)D組を2位で通過した日本は、31日にE組を首位突破したバーレーンと決勝トーナメント(T)初戦で対戦する。アジアカップでは20年前の2004年、中国大会準決勝で激闘を演じるなど日本を苦しめた過去がある。
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FIFAランク17位の日本に対し、バーレーンは同86位だが油断はできない。今大会はGL初戦で韓国に1-3で敗れたが、マレーシア、ヨルダンをいずれも1-0で破り、混戦のE組を首位突破した。開催地カタールは海を隔てた隣国で、日本はGLで敗れたイラク戦のようなアウェーの戦いを覚悟する必要がありそうだ。
日本とバーレーンは国際Aマッチで通算10度対戦。日本が8勝2敗と大きく勝ち越している。最後に戦ったのは2010年3月のアジアカップ予選。この時は豊田スタジアムで日本が2-0の勝利を収めている。しかし10戦中8戦が1点差の試合で、通算成績以上に苦しめられてきた印象もある。
20年前の2004年8月には、アジアカップ中国大会の準決勝で激突し、死闘を繰り広げた。ジーコジャパンは前半6分にA.フバイルの先制ゴールを許し、同40分には遠藤保仁が不運なレッドカードで退場。近づいてきた相手の顔付近に偶然右手が触れ、オーバーに倒れこんだ相手を見て主審が非情な判定を下した。
逆境に立たされた日本だったが、後半に中田浩二、玉田圭司のゴールで勝ち越し。しかし同26分、A.フバイルにこの日2得点目を許すと、同40分にも失点して再びリードを奪われた。絶体絶命の後半45分、中澤佑二のダイビングヘッドで3-3の同点に。延長前半3分に玉田が決勝ゴールを決め、辛くも4-3で勝利している。
フアン・アントニオ・ピッツィ監督が率いる現在のバーレーン代表は、194cmの大型FWアブドゥラ・ユスフが要注意人物の一人。決勝トーナメント進出を決めたヨルダン戦でも冷静に得点し、勝利に導いている。実に14年ぶりとなるバーレーン戦は、どんな結末を迎えるのか。
(THE ANSWER編集部)