乱戦ドローの韓国に向けられた「奇妙な一幕」 中国識者が抱いた疑念「逆の立場なら日本は…」
サッカーのアジアカップは25日、グループリーグE組の2試合が行われた。韓国は格下マレーシアに一時逆転を許し、後半アディショナルタイム(AT)にソン・フンミンがPKを決めて再逆転に成功したものの、AT15分に同点弾を叩き込まれて3-3の引き分け。辛くも2位で決勝トーナメント(T)進出を決めたが、中国メディアからは「故意に日本を避けたのではという外部の疑いを払拭できない」と辛辣な論調も見られ、著名ジャーナリストからも「逆の立場だったら日本はここまでの手段をとっただろうか」との意見を述べている。
順位が目まぐるしく動いたアジアカップE組最終戦
サッカーのアジアカップは25日、グループリーグE組の2試合が行われた。韓国は格下マレーシアに一時逆転を許し、後半アディショナルタイム(AT)にソン・フンミンがPKを決めて再逆転に成功したものの、AT15分に同点弾を叩き込まれて3-3の引き分け。辛くも2位で決勝トーナメント(T)進出を決めたが、中国メディアからは「故意に日本を避けたのではという外部の疑いを払拭できない」と辛辣な論調も見られ、著名ジャーナリストからも「逆の立場だったら日本はここまでの手段をとっただろうか」との意見を述べている。
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最後まで目が離せなかった韓国とマレーシアの激闘。韓国が先制しながらも後半にPKなどで2連続失点したものの、イ・ガンインの直接FK、ソン・フンミンのPKで後半ATに再逆転した。だがこれで試合は終わらず、AT15分にマレーシアのゴールが決まってドロー。韓国は1勝2分けの勝ち点5で同組2位となり、決勝T1回戦での日韓戦の可能性は消滅した。
中国メディア「北京青年報」は「韓国対マレーシアとの一戦は『神ドラマ』となった」と記して試合を詳報。その中で「奇妙な一幕は後半の15分間のアディショナルタイムに起こった。マレーシアが3対3の同点に追いついたのだ。その結果、韓国チームは最終的にグループ2位となり、バーレーンをグループ1位の位置に『押し上げて』、16強の戦いで優勝候補の日本を『避ける』ことに成功した」と記し「韓国チームは故意に日本チームを回避したのではないかとの外部からの疑いを払拭することはできない」と伝えた。
また、中国版SNSの「ウェイボー」でフォロワー340万人超を誇るサッカージャーナリストのパン・ウェイリー氏は「メンツを捨てるか捨てないかの間で、韓国は105分迷い、最終的にメンツを半分保つことにした」「世界ランキング130位のマレーシアに本当に敗れたら、アジアカップに優勝するしか道はなくなる。それができなければ、クリンスマンもソン・フンミンも根性なし、弱者のレッテルを貼られるだけなのだから」と辛辣な投稿。
そのうえで「最後に私が興味を持っていることは、もし日韓が逆の立場に立った場合、日本はここまで卑怯な手段をとって韓国を回避するだろうか、ということだ」とつづっている。
(THE ANSWER編集部)