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衝撃ドローの韓国、ペナ内タッチ数たった11回で3失点 地元紙は采配に疑問「戦術がなかった」

日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは25日、グループリーグE組の第3戦を行った。世界ランキング23位の韓国は、同130位のマレーシアと3-3で引き分けるという衝撃の展開となり、組2位で決勝トーナメントに進出となった。試合は韓国が圧倒的にボールを支配し、マレーシアがペナルティエリア内のボールタッチはわずか11回。その間に3ゴールを決められ、勝利を逃したユルゲン・クリンスマン監督の采配に、韓国メディアからは批判が殺到している。

サッカー韓国代表【写真:ロイター】
サッカー韓国代表【写真:ロイター】

韓国は世界ランキング130位のマレーシアとまさかのドロー

 日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは25日、グループリーグE組の第3戦を行った。世界ランキング23位の韓国は、同130位のマレーシアと3-3で引き分けるという衝撃の展開となり、組2位で決勝トーナメントに進出となった。試合は韓国が圧倒的にボールを支配し、マレーシアがペナルティエリア内のボールタッチはわずか11回。その間に3ゴールを決められ、勝利を逃したユルゲン・クリンスマン監督の采配に、韓国メディアからは批判が殺到している。


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 試合は韓国が前半21分にチョン・ウヨン(シュツットガルト)のゴールで先制したものの、後半6分、17分とマレーシアが得点し逆転。同38分にイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)のゴールで何とか追いつくという展開。アディショナルタイムに入って4分にエースのソン・フンミン(トッテナム)がPKを決めて勝ち越したが、同15分に追いつかれ試合終了となった。

 大会公式ウェブサイトが公開しているこの試合の詳細スタッツを見ると、マレーシアはペナルティエリア内でわずか11回しかボールタッチしていない。その中で3得点を許したのだ。スタッツの上では韓国がマレーシアを圧倒していたのは、韓国紙「スポーツ東亜」も「戦術なし…やってくださいサッカーの限界」という記事で指摘している。

 ボールの支配率は韓国の81%に対しマレーシアが19%、シュート数は同じく19対7、枠内シュートは8対4で、韓国が上げたクロスは実に41回。記事は「しかし韓国はランキング130位のマレーシアと肩を並べた。戦術はなかった」とした。ソン・フンミンやイ・ガンインら主力選手の能力に頼ったサッカーで、チームとして機能する戦術が見られないとは苦戦の続く大会中指摘されてきた。

 さらに「3ゴールを許した守備陣が崩れたのはもちろん、3ゴールをいれた攻撃陣も有機的な姿を全く見せなかった」とし、韓国の3ゴールはCK、FK、PKからだったため「攻撃戦術によるゴールだとは見づらい。つまり相手の守備を崩すのには失敗したということ」と結論付けている。

 善戦マレーシアを率いたのは、韓国人のキム・パンゴン監督だった。記事は「一方、マレーシアはたった4本の有効シュートから2点を決めている。韓国が出来なかったことを、世界ランキング130位のマレーシアがやってのけた」と相手を称えた。韓国は30日(日本時間31日未明)に、サウジアラビアと決勝トーナメント初戦を戦う。指摘された不安を払しょくし、勝ち進むことができるか。

(THE ANSWER編集部)


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