昨年11月に就任した石井正忠監督

　日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは25日、グループリーグ最終戦を行い、日本人の石井正忠監督率いるタイはサウジアラビアと0-0で引き分けた。1勝2分でF組2位となり、決勝トーナメント進出を果たした戦いぶりに日本のファンが賛辞を贈っている。

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　タイは世界ランキング113位で、同じグループFに入ったのは56位のサウジアラビア、74位のオマーン、98位のキルギスといずれも格上国。その中でキルギスに2-0で勝ち、オマーンとサウジアラビアとはスコアレスドロー。3試合を見事無失点でまとめた。

　石井監督が就任したのは昨年11月。わずか2か月で披露したこの戦いぶりに、日本のファンからSNS上に驚きの言葉が並んだ。

「石井監督すごいなー　タイ全然強かった」
「石井監督仕上げたな」
「すごい忍耐力、石井監督ご苦労様です」
「サウジアラビア、オマーンという中東の強敵がいるグループFの中で堂々2位　素晴らしすぎる結果じゃ？　名将すぎる」
「石井監督は良いチームをつくりましたね」
「石井監督率いるタイがめっちゃいい試合しててビビる」
「石井監督、良くこんな短期間で仕上げたなー」
「やっぱり、石井さんってすごい！」

　石井監督は過去にJリーグの鹿島や大宮でも指揮を執り、鹿島を年間優勝に導いた2016年にはリーグ最優秀監督となり、FIFAクラブW杯でも決勝進出を果たしている。タイは30日、ウズベキスタンと決勝トーナメント初戦を戦う。