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韓国監督、屈辱ドローで示した審判への不満「2失点は残念な判定」 乱れた守備には「修正すべき」

サッカーのアジアカップは25日、グループリーグE組の第3戦が行われた。世界ランキング23位の韓国は同130位のマレーシアと3-3で引き分けるという衝撃の展開となり、組2位で決勝トーナメントに進出。首位突破なら決勝トーナメント初戦で日本代表と戦うはずだったが、実現しなかった。試合後ユルゲン・クリンスマン監督は判定への不満を露わにしている。

韓国のユルゲン・クリンスマン監督(右)【写真:ロイター】
韓国のユルゲン・クリンスマン監督(右)【写真:ロイター】

韓国が格下マレーシアと3-3の引き分け、16強での日韓戦は回避

 サッカーのアジアカップは25日、グループリーグE組の第3戦が行われた。世界ランキング23位の韓国は同130位のマレーシアと3-3で引き分けるという衝撃の展開となり、組2位で決勝トーナメントに進出。首位突破なら決勝トーナメント初戦で日本代表と戦うはずだったが、実現しなかった。試合後ユルゲン・クリンスマン監督は判定への不満を露わにしている。


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 韓国が前半21分にチョン・ウヨンのゴールで先制したものの、後半6分、17分とマレーシアが得点し逆転。同38分にイ・ガンインのゴールで何とか追いつくという展開。アディショナルタイムに入って4分にエースのソン・フンミンがPKを決めて勝ち越したが、同15分に追いつかれ試合終了となった。

 韓国メディア「SPOTV NEWS」が試合後のクリンスマン監督のコメントを伝えている。「まず両チーム合わせて6ゴールが飛び出したエキサイティングな試合だった」と位置付け「不満もある。3失点のうち2失点は残念な判定だった。相手のペナルティキック判定もそうだし。ファン・インボムにファウルが加えられた場面で得点が認められたのも残念だ」と続けている。後半17分、韓国のソル・ヨンウとアリフ・ハイマンの接触で与えられたPKで失点し、1-2と勝ち越された場面を指すようだ。

 ボールの支配率では韓国が圧倒的で「85対15というシェアがでている。こんな試合ではいくら2点を先行しても、その次の得点がなければ問題が起きるし、失点もするという点が今日の試合を通じて学んだことだ」とした。

 特に、カウンターに対する守り方を問題と感じているようで「選手たちと真剣に話し合わなければならない。必ず修正、分析すべき点だ。グループラウンドはもう終わりです。トーナメントの準備をして、いい試合をしましょう」と先に目を向ける。

 組2位での決勝トーナメント行きで、いきなりの日韓戦がなくなったことについては「戦略だったのか」という質問も飛んでいる。これについては「全くありません。日本と当たりたくないわけではない」「結果は残念だと思うが、私たちの重要な目標は勝利であり、1位でベスト16に進出しようとしていた」と否定している。

(THE ANSWER編集部)

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