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大苦戦の韓国監督「日本を避けたかったわけではない」 日韓戦“回避”狙いを否定「3失点は計画にない」

サッカーのアジアカップ(杯)は25日、グループリーグE組の試合が行われた。韓国は格下マレーシアに一時逆転を許すなど大苦戦。後半アディショナルタイム(AT)にソン・フンミンがPKを決めて再逆転に成功したが、最後の最後にマレーシアに同点弾を叩き込まれ、3-3の引き分けに終わった。グループ首位突破なら決勝トーナメント(T)初戦で日本代表と激突となっていたが、2位となり実現せず。韓国のユルゲン・クリンスマン監督は「私たちは日本を避けたかったわけではない」と語ったと伝えられている。

韓国のユルゲン・クリンスマン監督【写真:ロイター】
韓国のユルゲン・クリンスマン監督【写真:ロイター】

韓国は格下マレーシアに3-3のドロー…グループ2位で決勝Tへ

 サッカーのアジアカップ(杯)は25日、グループリーグE組の試合が行われた。韓国は格下マレーシアに一時逆転を許すなど大苦戦。後半アディショナルタイム(AT)にソン・フンミンがPKを決めて再逆転に成功したが、最後の最後にマレーシアに同点弾を叩き込まれ、3-3の引き分けに終わった。グループ首位突破なら決勝トーナメント(T)初戦で日本代表と激突となっていたが、2位となり実現せず。韓国のユルゲン・クリンスマン監督は「私たちは日本を避けたかったわけではない」と語ったと伝えられている。


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 まさかの展開だ。韓国は1点リードの後半6分、ファン・インボムが自陣でボールを奪われてピンチに。ペナルティエリア内に侵入したアリフ・アイマンからボールを受けたファイサル・ハリムに技ありのゴールを決められた。さらに負の連鎖は続く。後半13分にはソル・ヨンウが相手の足を蹴ってしまい、VAR介入の結果マレーシアにPKを献上。アリフ・アイマンにきっちり決められて逆転を許してしまった。

 しかし後半38分、イ・ガンインが直接フリーキックをゴールに叩き込んで同点に追いつくと、後半ATにVAR介入の結果PKを獲得。これをソン・フンミンが決めて再逆転に成功。グループ首位突破かと思われた。だがこれで終わらない。12分と長い時間がとられたATで、終了間際に失点。まさかのドロー決着となった。

 これで韓国はグループ2位ながら決勝T進出。首位はこの日ヨルダンに勝ったバーレーンになった。首位突破ならD組2位の日本代表と決勝T初戦で激突していたが、実現ならず。ロイター通信のロヒス・ネアー記者のXによると、クリンスマン監督は「私たちは日本を避けたかったわけではない。今日3失点を喫するのは間違いなく私たちの計画ではなかった。私たちは1位で突破したかった。それが目標だった」と日韓戦の“回避”狙いを否定した。

 3-3と苦戦を強いられた相手については「マレーシアはいい守備をして、とてもハードに力を尽くした。彼らはかなりの気持ちを持ってプレーした。彼らを称えなければならないが、勝つべき試合だった」とコメントしている。

(THE ANSWER編集部)

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