クリンスマン監督は日本-インドネシア戦を直接視察

　日本代表も参加しているサッカーのアジアカップは25日、グループリーグE組の第3戦を行う。ここでの結果が注目されているのが韓国代表だ。マレーシアに勝って組1位で決勝トーナメント進出となれば、D組2位の日本とベスト16の初戦で激突することになる。韓国代表を率いるユルゲン・クリンスマン監督は24日に行われた日本-インドネシア戦を直接視察。先に行われた試合前日の記者会見では「対戦を避けたいチームは一つもない」として、日韓対決になった場合も自信を見せている。

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　韓国メディア「SPOTV NEWS」が「日本とぶつかってもいい…クリンスマン監督、マレーシアを破って組1位が目標」という記事で指揮官の言葉を伝えている。

　64年ぶりのアジアカップ制覇を目指す韓国代表はすでに決勝トーナメント行きを決めたものの、E組での順位に応じてトーナメントの組み合わせが変わるという状況だ。

　クリンスマン監督は「E組は混戦だ。どのような順位で終わるかはわからない。最善を尽くして勝ち点を奪い、良い結果をもたらさないといけない。マレーシアは直接試合を見て分析した。難しい試合が予想されるが、いい結果でグループリーグを終える」とあくまで勝利を目指して戦うと明らかにした。

　韓国がE組2位になった場合、決勝トーナメントの初戦はF組の1位。現状ではサウジアラビアとの対戦になる。記事によれば、マレーシアのメディアからクリンスマン監督に「いくつかの報道で、日本やサウジアラビアといきなりぶつかるのは避けてほしいという言葉があるが本当か」という質問が飛んだという。

　これに対して指揮官は「避けたいチームなど1チームもない。私たちは目の前の1試合を見ている。一番重要なのはマレーシア戦だ。次の相手は重要ではない。マレーシアに勝ち、E組1位で16強に進出するチームだと見せる。アジアカップに簡単なチームではない」と答えている。

果たして、ベスト16での日韓戦はあるのか。グループリーグ最終戦での韓国の戦いぶりは、色々な面から注目を集めそうだ。