日本審判団に激怒のタジキスタン監督、ファウル計32回の荒れ試合制し決勝T進出に歓喜「歴史作った」
日本代表も出場するサッカー・アジアカップ(杯)のグループステージ第3節が22日、カタールで行われ、A組の初出場タジキスタンがレバノンに2-1で逆転勝利し、勝ち点4の同組2位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。後半にはレバノンの選手が危険な足裏タックルで一発退場。両チーム合計32回のファウルに5枚のイエローカードが出された荒れ試合を制したタジキスタンの監督は「我々は歴史を作った」「次戦どこと戦うことになっても構わない」と喜びを爆発させている。
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日本代表も出場するサッカー・アジアカップ(杯)のグループステージ第3節が22日、カタールで行われ、A組の初出場タジキスタンがレバノンに2-1で逆転勝利し、勝ち点4の同組2位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。後半にはレバノンの選手が危険な足裏タックルで一発退場。両チーム合計32回のファウルに5枚のイエローカードが出された荒れ試合を制したタジキスタンの監督は「我々は歴史を作った」「次戦どこと戦うことになっても構わない」と喜びを爆発させている。
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激闘を制した。先制したのはレバノン。MFバッセル・ジラディが鮮やかなミドルシュートを決めた。しかし同11分にDFカセム・アル・ゼインが相手の脛へ足の裏でタックルし、オンフィールドレビューの末に一発退場となった。数的優位に立ったタジキスタンは反撃開始。同35分にMFパルビジョン・ウマルバエフが直接FKを叩き込んで同点にすると、16分間とられたアディショナルタイムにFWヌリッディン・ハムロクロフが技ありヘッド弾で勝利をものにした。
試合後、タジキスタンのペタル・シェグルト監督はカタールのスポーツ専門局「beINスポーツ」のインタビューに登場した。決勝Tについて聞かれると、「1試合でも長く出来るなら喜んで滞在するよ。次にどこと対戦することになろうと我々は気にしない。サッカーが出来るだけで幸せだし、またセンセーションを巻き起こしたいね」と歓喜。大会公式X(旧ツイッター)に対しても「我々は歴史を作ったんだ」と力説していた。
シェグルト監督は大会公式X(旧ツイッター)でも試合後に「我々は歴史を作ったんだ」と力説していた。初戦の中国戦前には会見場のメディア1人1人に歩み寄って握手を交わす紳士ぶりを披露。しかし、試合中には熱くなるシーンがたびたび目撃され、第2戦カタール戦では判定に激怒し、第4審を務めた山下良美氏に猛然と詰め寄る場面もあった。なお、敗れたレバノンは勝ち点1の4位となり、敗退が決まった。
(THE ANSWER編集部)