ドローの韓国監督が称賛「ヨルダンの競技力が高かった」 16強お預け「残念」「圧力に苦戦」
日本代表も出場するサッカー・アジアカップ(杯)のグループステージ第2節が20日、カタールで行われ、E組の韓国はヨルダンに2-2でドローだった。グループ首位同士の一戦。後半アディショナルタイム(AT)に劇的同点弾で追いついた。ともに勝ち点4。D組の日本が2位通過なら決勝トーナメント(T)初戦でぶつかるだけに注目のカードだったが、ともに16強はお預けとなり、順位決定は持ち越された。韓国のユルゲン・クリンスマン監督は「ヨルダンの競技力が高かった」と称えている。
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日本代表も出場するサッカー・アジアカップ(杯)のグループステージ第2節が20日、カタールで行われ、E組の韓国はヨルダンに2-2でドローだった。グループ首位同士の一戦。後半アディショナルタイム(AT)に劇的同点弾で追いついた。ともに勝ち点4。D組の日本が2位通過なら決勝トーナメント(T)初戦でぶつかるだけに注目のカードだったが、ともに16強はお預けとなり、順位決定は持ち越された。韓国のユルゲン・クリンスマン監督は「ヨルダンの競技力が高かった」と称えている。
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前半3分、中央突破した韓国はソン・フンミンがエリア内で倒された。VAR判定の末にPKとなり、ソン・フンミンが中央に決めて先制。直後には、18日の練習中の負傷で離脱したGKキム・スンギュのユニホームを客席に向かって掲げた。
しかし、同37分に左CKから上がったボールをパク・ヨンウのオウンゴールで同点。1-1の前半アディショナルタイム(AT)には、ヨルダンのヤザン・アル・ナイマトがこぼれ球をミドルシュートで突き刺した。後半は韓国が猛攻。終盤まで再三ゴールを攻め立てると、目安が11分となった後半ATにはシュートが相手DFに当たり、コースが変わって同点オウンゴールとなった。
韓国メディアサイト「スポーツトゥデイ」は「『ヨルダンに苦戦』 クリンスマン監督『多くのエネルギーと試合の流れを奪われた……ヨルダンの競技力は高かった』」との見出しで記事を掲載。「ユルゲン・クリンスマン監督がヨルダン戦に対する残念な気持ちを示しながら、ヨルダンとの試合が容易ではなかった点を認めた」と紹介した。
試合後、クリンスマン監督はテレビ局のYouTubeの生配信インタビューを通じ、苦戦を認めながら相手を称えたという。
「初めから予想していたように難しい試合になった。前半戦、ソン・フンミンのPKでリードしたが、相手のプレッシャーに苦戦した。そのため、多くのエネルギーと試合の流れを奪われた。十分逆転の可能性はあったが、それができなくて残念だ」「ヨルダンの競技力が高かった。良い試合だった」
第1、2回大会を制した韓国は1960年以来64年ぶりの優勝がかかる。一方、森保一監督率いるD組の日本は19日にイラクに敗れ、1勝1敗で首位通過が消滅。2位通過ならE組首位と決勝T1回戦でぶつかるため、日韓対決になるか注目されていた。日本は24日のグループ最終戦でインドネシアと対戦。25日には韓国がマレーシアと、ヨルダンがバーレーンと激突する。
(THE ANSWER編集部)